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試合の朝の練習場で弾道計測器を使うプロが急増! 金谷拓実は“コンバインテスト”で「1球1球が真剣になる」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 市原弘大 -8 秋吉翔太 -8 3 永野竜太郎 -7 4 H・リー -6 T・ペク -6 6 藤田寛之 -5 香妻陣一朗 -5 S・ハン -5 木下稜介 -5 比嘉一貴 -5 順位の続きを見る

金谷拓実の打席の後ろにはいつもトラックマンがある

金谷拓実の打席の後ろにはいつもトラックマンがある(撮影:米山聡明)

2週間前の「マイナビABCチャンピオンシップ」の最終日の朝の練習場。金谷拓実、星野陸也、佐藤大平、植竹勇太、小林伸太郎、鍋谷太一の打席の後ろには一様に四角い物体が置かれている。近年、ツアープロの間で使用者が急増している弾道計測器『トラックマン』だ。これでヘッドスピードや飛距離だけでなく、クラブの軌道やフェースの向き、打ち出し角やボールのスピン量といった計測ができるが、プロたちはいったいどの数字を見ているのだろうか?

金谷拓実は21年の『コンバインテスト』で世界トップ5にランクイン!

■弾道計測器はその日の調子を見るバロメーターになる

多くのプロは各番手のキャリーを見ている。植竹勇太は「自分の番手ごとのキャリーを見ています。その日の気温や風で数字は変わってくる。特に大事なのは58度のウェッジです。フルショットでは85ヤード。50、60ヤードのコントロールショットで自分の距離感が出ているかを確認します」と話す。

比嘉一貴も「100ヤード以内のウェッジの距離感を見ています。いつもの感覚と今の感覚とのズレがないかどうか。1ヤードのズレはOK。もし4ヤードとか違っていたら、いつもより上から入っているのかとか打ち方を疑います。18年の冬に買って、もうトラックマンを使うのはルーティンですね」と、その日の調子を確認するのが習慣となっている。

今季2勝を挙げて現在賞金ランキング2位につける木下稜介もまた、トラックマンとは別の弾道計測器、『GCQuad(クワッド)』をマイナビABCチャンピオンシップから使い始めた。「朝の練習場では170ヤード以内のアイアンのキャリーを見ています。その日の気温に対しての振れ感がわかるので、番手選びに影響しますね」と、当日のコンディションによってプレーの仕方を変えている。

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