• HOME
  • 記事
  • ゴルフ
  • 球が池に入ったときの正しい規則は? 日本ゴルフ協会がオンラインでの『R&Aレベル1ルールセミナー』を開催 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

球が池に入ったときの正しい規則は? 日本ゴルフ協会がオンラインでの『R&Aレベル1ルールセミナー』を開催 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

レベル1の知識を持っていれば、競技ゴルフの現場で困ることはない(撮影:岩本芳弘)

2019年までオンコースで行ってきた『R&Aレベル1ルールセミナー』を、日本ゴルフ協会(JGA)がオンラインで開催する。開催日は12月12日(日)の9時〜16時。申込期限は11月28日(日)の18時までで、定員は40名(先着順)となっている。受講料は税込で5000円。参加資格はなく、誰でも参加することができる。

今年の日本女子オープンを制したのは?【写真】

R&Aの規則教育プログラムには、レベル1からレベル3までの3段階ある。レベル1はその入門編で、球が池に入ったときの措置など、プレーヤーがラウンド中に起こりうる基本的な規則を扱うプレーヤー向けのプログラム。レベル1さえ持っておけば、競技ゴルフの現場で困ることない。昨年から続く新型コロナウイルス感染拡大のために、会議室に集まったり、オンコースで実習をすることが困難な状況下であるため、オンラインでの開催にシフトした。

このオンライン会議アプリ『Zoom』を利用したプログラムでは、コース上でよく使う基本的な規則を3時間30分かけてスライドと動画を使用しながら解説。その後、コースでのデモストレーションの代わりに、動画と質疑応答のセッションを90分間行う。最後に『R&Aレベル1』のルールテストが60分間実施され、合格者にはR&Aの合格証(または修了証)が与えられる。

テストではJGAが発行している『ゴルフ規則』や『ゴルフ規則のオフィシャルガイド』を参照可能。50問の3択問題で、ある程度のゴルフ規則を理解していれば、これを見なくても回答できる問題となっている。合格ラインは6割なので、50問中30問に正答すればクリア。JGAによると、「9割以上の人は合格できる」という。これまでにおよそ2000名が受講している。

ちなみに、レベル2はさらに高度な知識が必要で、レベル1に合格した人がレベル2を受講することができる。また、レベル3は大会の中断の措置や、臨時の動かせない障害物など、レフェリーやトーナメント運営者向けのプログラムとなっており、英国のSt.Andrewsや、南米、アジアなどでも定期的に開催されている。

関連記事