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金谷拓実は「自分もやり切った」 惜敗の単独2位で賞金ランキングは1位に浮上  | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 谷原秀人 -6 2 金谷拓実 -5 3 比嘉一貴 -4 4 浅地洋佑 -3 幡地隆寛 -3 T・ペク -3 久常涼 -3 8 堀川未来夢 -2 杉原大河 -2 10 片山晋呉 +1 順位の続きを見る

金谷拓実は大学の先輩に惜敗

金谷拓実は大学の先輩に惜敗(撮影:上山敬太)

三井住友VISA太平洋マスターズ 最終日◇14日◇太平洋クラブ御殿場コース(静岡県)◇7262ヤード・パー70>

最大目標の優勝には1打およばなかったが、最低限の仕事を果たした。1打差を追いかける谷原秀人が、18番パー5で優勝を決める6メートルのバーディパットを沈めた瞬間、金谷の優勝はなくなった。それでも3メートルのバーディパットに全集中。カップのど真ん中から沈めて、単独2位を確保した。

18番名物?金谷拓実のウォーターショット【写真】

首位の谷原を2打追って出た金谷。前半1つ伸ばした谷原に対して、4番パー3で1.5メートルのバーディパットがカップを半周して外れるなど不運もあり、イーブンで前半を折り返し、その差は3打に広がっていた。「サンデーバックナインはすごく難しいプレーになるのかなと思っていて、差が開いてしまったが、あきらめずに最後までプレーをしました」。サンデーバックナインは谷原が14番までに3つスコアを落とし、金谷はパーを重ねて谷原をとらえた。しかし、谷原が15番でバーディを奪って引き離された。「今日もやり切ったので、また次にチャンスがあるときに優勝したいなと思います」。

この単独2位は大きな意味を持つ。賞金1500万円を上乗せして1億267万円余りとし、木下稜介をとらえてランキング1位となった。ワールドランキングも目標とする50位以内もぐっと近づいた。「シーズン終盤に差しかかっていくので、もちろん賞金王を獲りたい。来週も好きな宮崎での大会なので、優勝したいなと思います」。次戦の「ダンロップフェニックス」はプロ初優勝を遂げた大会で、ディフェンディングチャンピオンとして迎える。賞金王、ワールドランキング50位以内に向けてラストスパートをかける。(文・小高拓)

【賞金王争いの行方は?】
今大会賞金ランキング1位で迎えた木下稜介は、53位タイで終戦。「非常にイメージのいい大会で、上位を目指して頑張っていたけど、自分の調子が本当によくなくて、残念な4日間になってしまいました」。賞金ランキングは140万円ほどの差で2位に後退。2020年開幕時の目標に掲げた賞金王への道は残り3試合。「金谷選手も素晴らしい選手ですし、残り3戦で優勝しないと賞金王は獲れないと思っています。同時に、この調子では到底賞金王は獲れないと思っているので、1回リセットして、調子を戻せるように頑張りたい」と話してコースを後にした。

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