• HOME
  • 記事
  • ゴルフ
  • 浅地洋佑はドライバーを短く戻して安定性アップ、ボールの3本線で高速グリーンを攻略【勝者のギア】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

浅地洋佑はドライバーを短く戻して安定性アップ、ボールの3本線で高速グリーンを攻略【勝者のギア】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

ボールのライン、パター、ドライバー 様々な取り組みで手にした3勝目だった(撮影:村上航)

マイナビABCチャンピオンシップ 最終日◇7日◇ABCゴルフ倶楽部(兵庫県)◇7217ヤード・パー72>

マイナビABCチャンピオンシップ」でツアー3勝目を挙げた浅地洋佑。終盤の勝負所でのドライバーショットが光った。15番パー5と、18番パー5はともにナイスショットで2オンを狙える位置までドライバーで運んだ。そして、どちらも2オンに成功してバーディを奪取。一気に逆転して後続を突き放した。

全米オープン仕様の14本【セッティング写真】

今シーズンの途中までは、47インチの長尺シャフトを使っていた浅地だったが、「安定性に欠ける」と3月から使っていた45.75インチの長さに戻した。「もともとドライバーは曲がる方ではなかった。長くすると当たったら飛ぶんですけど、曲がったときは全然飛ばない。曲がって飛ばないならやめた方がいいなと」。いまのドライバーのキャリーは270ヤード。10ヤード以上飛距離は落ちたが、フェアウェイの狭い今大会でハマった。しかも、パー3を除く全ホールでドライバーを握った最終日のフェアウェイキープ率は、64.29%で全体4位だった。

フジクラシャフトのツアー担当は「浅地プロには元調子系を出すたび試してもらっています。ドライバーでは『ベンタスブルー』を一度使った後、『ベンタスブラック』の5Xが今はエースです」と話す。

再び戻した習慣はほかにもある。シーズン前半まではパターで3本の線を描いていたが、夏場から「面倒くさくなっちゃって(笑)」、やめていた。それを「ボールのロゴだと、どうもなんか合わせづらいと思って、今週からまた描き始めました」。3本の線を目標に合わせて置くパッティングスタイルを復活させ、17番では8メートルのバーディパットをど真ん中から沈めて見せた。

関連記事