堀川未来夢が「63」で首位浮上! 長引くパターイップスの症状出ず「打感を久しぶりに感じています」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 堀川未来夢 -13 石坂友宏 -13 3 浅地洋佑 -12 T・ペク -12 5 谷原秀人 -11 重永亜斗夢 -11 稲森佑貴 -11 8 小林伸太郎 -10 木下稜介 -10 杉山知靖 -10 順位の続きを見る
イップスの症状が出ていない堀川未来夢が、19 年 「 トップ杯 東海クラシック 」以来となる ツアー通算8回目の最終日最終組へ(撮影:村上航)
<マイナビABCチャンピオンシップ 3日目◇6日◇ABCゴルフ倶楽部(兵庫県)◇7217ヤード・パー72>
初日のベストスコアは薗田峻輔の「65」、2日目は今平周吾の「64」、そしてこの3日目は堀川未来夢が「63」を出して主役の座に躍り出た。06年大会の片山晋呉と14年大会の小田孔明がマークしたコースレコード「62」には1打届かなかったものの、9バーディ・ボギーなしと9つスコアを伸ばし、トータル13アンダーは石坂友宏と並んで首位タイで最終日を迎える。
実は堀川は19年の「ゴルフ日本シリーズJTカップ」からパターイップスの症状に悩まされてきた。好スコアの要因は「ほとんどパッティングですね。イップスがかなり良い傾向にいっています」と23パットのラウンドに明るい表情を見せる。
「いま一番の課題のパッティングが今週は初日からまともに打てている。もとから自分のなかではパッティングが一番得意。ライン読みも得意だし、これくらいきれいなグリーンだと入るイメージが出る。思ったところに打てば入るっていう感じ。本当にスピードからすべて全部納得のパットですね」
イップスにかかるのはプロゴルファーや上級者に多い。ボールを前にすると、自分の思い通りに手が動かせなくなる。アプローチイップスに悩まされた経験を持つ横田真一は以前、「何も知らない子供は、躊躇なく高い所から飛び降りられるけど、落ちたら死ぬかもと一度でも思うと、いくら飛び降りようと思って飛び降りられなくなる。それがイップスです」と話している。
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