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「芝から打ったのも久しぶり」 腰痛離脱明け・稲見萌寧は不安を抱えながら開幕へ | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

女王レースを左右する大一番 腰痛から復帰の稲見萌寧に注目だ(撮影:佐々木啓)

<TOTOジャパンクラシック 事前情報◇3日◇瀬田ゴルフコース北コース(滋賀県)◇6616ヤード・パー72>

現在賞金ランク1位に立つ稲見萌寧が、腰痛による棄権、欠場から2週ぶりの復帰を果たす。とはいえ、まだ「完治はしていないけど、毎日痛み止めを飲んだり、ケアを受けている。そのなかで試合は出られるかな」という段階。スイングも患部をかばいながらというなか、ベストを尽くす。

モネの復帰にシブコもこの笑顔【写真】

火曜日にアウトコース、そして開幕前日の水曜日にインコースをプレー。2週前の「NOBUTA GROUP マスターズGC レディース」を棄権した時の「歩けない」という状態からは脱した。そこから回復を待ち練習を再開。「トレーナーさんと練習場に行って30球くらい打つ程度。そのうちフルショットは3球くらいで、あとはアプローチをやったくらい」と、練習の虫が自らを制しながらクラブを振った。

そしてようやく本格的なラウンドを再開できたのは、瀬田に入ってから。「マスターズ3日目以来のラウンドで、なんなら芝から打ったのも久しぶりでした」。ようやくフルスイングできる状態まで戻ったが、「イメージは違う」と違和感は拭えない。

現状は70%ほどの回復具合だが、それでもなんとか今後の賞金レースを左右する2億2000万円(優勝3300万円)の高額大会のコースには立てそうだ。ここを含め残り4試合で、賞金ランク2位の古江彩佳との差は約1688万円までつまり、女王争いも激しさを増す。しかし「(最終戦の)リコー(JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ)でも、まだ(賞金女王は)決まっていないと思っているし、今は特別な意識はない」と、焦りなどはない。まずは今週72ホールを完走する。そこが一番考えるべきことになりそうだ。

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