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渋野日向子「苦手クラブはほぼない」今季2勝目もギアは不変【勝者のギア】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

14本すべてを操れる 大きくレベルアップした渋野日向子(撮影:米山聡明)

<樋口久子 三菱電機レディス 最終日◇31日◇武蔵丘ゴルフコース(埼玉県)◇6650ヤード・パー72>

“劇的勝利”で、渋野日向子が3週前の「スタンレーレディス」に続く今季2勝目。正規の18番ティでは2打差で「イーグルを獲るしかない」絶体絶命の状況から、トータル9アンダーで並んだペ・ソンウ(韓国)とのプレーオフを1ホール目で制した。奇しくもソンウと3度目の延長戦だったが、まずは相手をリスペクト。

渋野日向子、最強の14本【セッティング写真】

「初優勝でも、前回のスタンレーでもプレーオフさせてもらって、やっぱりソンウさんと回るとすごくリズムも良くなりますし、楽しく回れるのですごく今日は楽しみにしてましたし、やっぱり楽しかった。相手の良いプレーにはすごく自分も頑張らなきゃと思わされますし、今回もソンウさんは長いパットを入れたり、チャンスにつける回数も多かったので、自分の足りない所がすごく見えるなと思いながら回ってました」(渋野)

正規の18番ではオナーのソンウが強振して残り210ヤード地点のFWど真ん中まで飛ばしたが、「ギアを入れた」渋野も呼応してマン振り。同じく198ヤード地点のFWど真ん中に運んでバーディに繋げた。勝負のかかる極限状態でも連続して再現性を見せたことを問われ、素直に喜ぶ。

「左足下がりからめちゃくちゃミスした一週間。18番もそのライが残りますし、カチ上げた瞬間に右にペラーっと行くので、なるべくボールと友達でいたいと思って目線を低く。切り返しが早くならないよう、冷静にティショットもセカンドも。(18番ティショットは2度とも)フィニッシュが取れないくらいのマン振りですけど、切り返しが先週より出来てるからこそ真っすぐ行ったと思うので、そこが出来たのは嬉しいです」

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