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“18番の悲劇”にペ・ソンウ「悔しい思い」 プレーオフで渋野日向子に連敗も最後ハグで祝福 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 渋野日向子 -9 2 ペ・ソンウ -9 3 菅沼菜々 -6 古江彩佳 -6 5 渡邉彩香 -5 西郷真央 -5 7 河本結 -4 8 永峰咲希 -3 セキ・ユウティン -3 高橋彩華 -3 順位の続きを見る

18番でまさかのボギー… ペ・ソンウがまたも渋野日向子の前に敗れた

18番でまさかのボギー… ペ・ソンウがまたも渋野日向子の前に敗れた(撮影:米山聡明)

<樋口久子 三菱電機レディス 最終日◇31日◇武蔵丘ゴルフコース(埼玉県)◇6650ヤード・パー72>

2打リードの単独首位で迎えた最終18番に“悲劇”が待ち構えていた。トータル9アンダーで並んだ渋野日向子とプレーオフを戦い、敗れたペ・ソンウ(韓国)は「次のために色々と自分のいいところを作らないといけない。また勉強していい結果を出せるように頑張ります」と悔しさを押し殺すように話した。

最後は勝者を称えるハグ【写真】

渋野がバーディを奪い、1打差に詰められた最後のグリーン上。ここで1.5メートルのパーパットを沈めれば優勝だったが、無情にもボールは左に逸れていった。「悔しい思いがありました」とそのショックは大きい。そして続けて同じホールで行われたプレーオフでは、ライバルがイーグルで勝利を決める瞬間を見届けることになった。

「(プレーオフ後)気持ちの変化はそんなになかった。渋野選手のセカンドショットがすごくよかったので、それを見たときはちょっとガッカリはしました」。自身のイーグルトライはグリーン手前のカラー15メートルほどの位置からだっただけに、2オンに成功した相手のショットも大きなプレッシャーになった。

渋野とは3週前の「スタンレーレディス」でも、4人が参加することになったプレーオフで戦い、2ホール目で敗れた。これでプレーオフ通算戦績は1勝4敗に。2019年の「北海道meijiカップ」でテレサ・ルーをくだして以降、3連敗となった。2日目終了後には、ほかの大会でも何度も優勝争いを繰り広げた渋野に対し「今まで争ったときは渋野選手が2回優勝したので、1回くらい私に譲ってくれてもいいんじゃないかな」と冗談めかして話していたが、その思いは実らなかった。

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