
相手のミスは期待しないし、喜ばない 互いに譲らない戦いで渋野日向子が見せたスポーツマンシップ | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 渋野日向子 -9 2 ペ・ソンウ -9 3 菅沼菜々 -6 古江彩佳 -6 5 渡邉彩香 -5 西郷真央 -5 7 河本結 -4 8 永峰咲希 -3 セキ・ユウティン -3 高橋彩華 -3 順位の続きを見る
名勝負を演じたソンウ(左)と渋野 最後はハグで健闘を称えあった(撮影:米山聡明)
<樋口久子 三菱電機レディス 最終日◇31日◇武蔵丘ゴルフコース(埼玉県)◇6650ヤード・パー72>
渋野日向子とペ・ソンウ(韓国)の互いに一歩も譲らないマッチレースとなった今大会。出だしの連続バーディで先に渋野が抜け出したが、再び首位に並ぶと、その後はどちらかが抜け出せば追いつき、差をつけても縮まりと、互いのプライドがぶつかり合う好ゲームとなった。
そんな優勝争いで2人が見せた姿は印象的だった。同組の金澤志奈を含めていいプレーをすれば「ナイス!」と笑顔で声をかけ、言われたほうも気持ちよく「ありがとう」という。それは「イーグルを奪わなければ勝てない」と渋野が土壇場まで追い詰められた18番ティでも変わらない。前のホールでバーディを奪ったソンウに笑顔で「ナイスバーディ!」と言い、それに対してソンウも笑顔で応えた。そこだけ見れば、優勝争いをしているとはなかなか思えない光景だ。
相手のミスを期待しない、と渋野はいう。「私はスポーツマンシップを大事にしているし、相手のいいプレーには“自分も頑張らないと”と思わせてくれる」。お互いに正々堂々とぶつかり合い、良いプレーは互いに称えあう。ミスは望まないし、喜ぶことはない。そのうえで勝ち負けがあるのだ。
だからといって、ライバルに情けをかけることはない。最終ホールでソンウは、決めれば優勝という1.5メートルのパーパットを外して、プレーオフとなった。渋野はそこに対して情が移ることはなかったという。
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