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史上2位の若さ…“生涯獲得賞金2億円”も突破 古江彩佳が地元で成し遂げた2週連続V | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 古江彩佳 -12 2 西郷真央 -11 3 菊地絵理香 -10 4 勝みなみ -8 5 脇元華 -7 宮田成華 -7 7 藤田さいき -6 8 笠りつ子 -5 酒井美紀 -5 ユン・チェヨン -5 順位の続きを見る

地元ギャラリーの前で2週連続優勝を成し遂げた

地元ギャラリーの前で2週連続優勝を成し遂げた(撮影:鈴木祥)

NOBUTA GROUP マスターズGC レディース 最終日◇24日◇マスターズゴルフ倶楽部(兵庫県) ◇6571ヤード・パー72>

地元・兵庫県の大会を制しての2週連続優勝。トータル12アンダーでそれを達成した古江彩佳は、「ギャラリーのみなさんの前で優勝できたこと。兵庫県、そしてジュニアのときから見ていたコースで勝てると思っていなかったので、それでキテしまいました」と表彰式で込み上げる涙をこらえることができなかった。

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「1打差しかないのでバーディは必須。隙は見せられない。ミスは一番してはいけないと思った」。こんな思いで単独トップからスタートすると、その言葉通りのプレーで逃げ続けた。パー5の1番で3打目を30センチに、2番でも2打目を1.5メートルにつけての連続バーディ発進。10番、13番でもスコアを伸ばし、叩いたボギーは12番の1つのみ。淡々と正確なショット、そしてパットはを放ち続け、崩れる気配すら感じさせなかった。

最終18番では、前の組がプレーしていたグリーン上から大きな歓声が聞こえた。「バーディが出て、(2位の西郷真央が)11アンダーになったことは分かりました。パーセーブするのに必死」とプレッシャーもかけられた。しかもここでのパーパットは2メートル弱を残すシビアなもの。だが「あまり曲がらないけどグリーンが速いので緊張はしていました」というそれを慎重に流し込み、ウイニングパットとした。「ホッとした気持ちでカップから拾い上げました」。そして右手を上げ、ギャラリーからの大きな拍手に応えた。

昨年3勝を挙げたが、今年の春先、そして夏場と勝てない時期も過ごした。ようやく勝てたのがプレーオフで勝みなみをくだした先週の「富士通レディース」だった。そしてすぐさま連勝。昨年も9月以降に3勝した“秋女”が本領発揮する時期になった。そして優勝賞金3600万円のビッグトーナメントで勝ったことにより、賞金ランクは2位(1億9239万7575円)に浮上。1位の稲見萌寧が今大会を途中棄権したこともあり、その差は約2208万円になった。今季残りは5試合ながら、逆転での賞金女王戴冠も十分に見えてくる。

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