「五輪開催も大きな判断材料」 PGAツアー側が語る、日本開催決定の裏側 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 松山英樹 -10 2 C・トリンガーリ -9 3 S・ムニョス -6 B・スティール -6 M・ウォレス -6 6 B・グレイス -5 T・フリートウッド -5 8 C・モリカワ -4 9 J・ハーン -3 M・ヒューズ -3 順位の続きを見る
東京五輪も判断材料 日本開催決定の裏側(撮影:岩本芳弘)
<ZOZOチャンピオンシップ 3日目◇23日◇アコーディア・ゴルフ 習志野CC(千葉県)◇7041ヤード・パー70>
日本で行われるはじめてのPGAツアーとして2019年にスタートした「ZOZOチャンピオンシップ」。昨年はコロナ禍で米国開催となったが、今年は再び日本に帰ってきた。
23日(土)にPGAツアーを代表して、インターナショナル上級副社長のクリスチャン・ハーディ氏が会見を実施。「色々な苦労もあったが、今年の開催にたどり着くことができてよかった」と語る。日本開催に向けては、大会主催のZOZO、日本ゴルフツアー機構(JGTO)とともに日本政府に掛け合ってきた。「選手と観客の安全を第一に、何カ月もかけてプロトコルを練ってきた」と振り返る。
PGAツアーのスケジュールのうち、秋口は例年であれば『アジアスイング』と呼ばれる、アジア圏で行われる大会が続く。今季はコロナ禍のため大会の中止や、米国に会場を移して行うなどの対応が行われる中、本大会の日本開催が公式に発表されたのは今年の9月だった。「各国の感染状況や規制を見ながら、スポンサーや政府と判断してきた。CJカップは残念ながら韓国で行うことができなかったが、国際大会が次々にキャンセルになる中、ZOZOを開催できたのはスポンサーを始めとする努力の結果だと思う」とツアー側は語る。
「安全に五輪ができたことも大きな判断材料になった。稲見萌寧選手、松山英樹選手の活躍で日本のゴルフ界が盛り上がっている今、ぜひ開催すべきだと考えた」と、先の東京五輪の影響も大きかった。
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