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「61」のベストスコアより「79」に対する課題…泉田琴菜がツアーで痛感したマネジメント力 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

優勝したものの、最終プロテストに向けて、課題を口にした泉田琴菜(撮影:福田文平)

<第7戦 マイナビカップ最終日(1日競技)◇19日◇京葉カントリー倶楽部(千葉県)◇6,302ヤード・パー72>

JLPGAプロテスト合格を目指す選手たちが経験を積む年間ツアーとして、2019年より開催されている『マイナビ ネクストヒロインゴルフツアー(共催:株式会社マイナビ、グローバルゴルフメディアグループ株式会社、GOLF Net TV株式会社)』。3年目となる2021年シーズンの第7戦『マイナビカップ』が、10月19日(火)に千葉県の京葉カントリー倶楽部で開催され、泉田琴菜が5アンダーで並んだ尾崎小梅とのプレーオフを制して勝利を挙げ、今季2勝目を手にした。

試合後には、5バーディ・ノーボギー「67」のラウンドに笑顔を見せたものの、「最終18番パー5で2オンを狙ってしまって、結果パーに…マネジメント面で足りない部分を感じた1日でしたね。飛距離面では優利かな?と思っていて、確実にアンダーを出さないといけないなかで5アンダーは良かったですが、あと1〜2個取らないといけなかった。優勝という結果は嬉しいですが、これからを考えるとまだまだだと思います」と、11月の最終プロテストに向けて、課題を口にした泉田。

9月21日に開催された第4戦『マイナビカップ』以来の出場となったが、その間、予選会を勝ち抜いて出場権を得ていた『日本女子オープン』に出場。2020年に続き、2年連続での挑戦となったが、結果は予選落ちに。「出場するからには、上位進出を目指していましたが、予選敗退。レギュラーツアーで戦っている方たちのなかでは、思い通りに回ることができないんだなと感じて、マネジメントがいかに大事かを教わりました。技術はもちろん、ミスを引きずらないメンタル面であったり、いかにパーをしのいで獲れるところでバーディを獲る…といった部分。私はド直球でコースにぶつかっていって、設計どおりのミスをしてしまう。経験が足りていないですね」。

試合では経験不足を痛感したが、事前の練習ラウンドではツアーで戦う先輩、同世代のプレーヤ—から学びを得た。

「(地元である)新潟の先輩の高橋彩華さんにお願いをして回らせてもらって、(高橋と同じコーチに師事する)稲見萌寧ちゃんとも一緒で、組み立て方や練習ラウンドの仕方が全然違った。稲見さんとは初めて会いましたが、めっちゃ緊張して(笑) もう実績がすごいので、人見知りがでちゃいました。彩華さんとは今年6月の最終プロテストの話をして、メンタル面のアドバイスなどをいただきました」。

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