首位と4打差の渋野日向子 ショットに不満も相棒の助言もあり「すごく安定したゴルフ」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 勝みなみ -9 2 西村優菜 -7 古江彩佳 -7 4 菅沼菜々 -6 5 上田桃子 -5 成田美寿々 -5 渋野日向子 -5 稲見萌寧 -5 原英莉花 -5 10 工藤遥加 -4 順位の続きを見る
渋野日向子(右)は佐藤賢和キャディとともに2週連続優勝に挑む(撮影:上山敬太)
<富士通レディース 初日◇15日◇東急セブンハンドレッドクラブ(千葉県)◇6679ヤード・パー72>
先週の「スタンレーレディス」では、ハウスキャディを起用し「自分の力」で1年11カ月ぶりの優勝を遂げたが、今週は“ベテラン”のプロキャディとともに戦う。5バーディ・ボギーなしの「67」で首位と4打差の5位タイで滑り出したこの日、相棒の助言も大きな力となった。
「昨日の練習ラウンドより10ヤードぐらい飛んでいなかった」。朝の練習場や序盤のホールで異変を感じた。「全然当たらないなって感じで、自分の打った感触ですごく飛んでいなかった」。ドライバーもアイアンも、想定より7〜10ヤード飛んでいない。左右のブレは少なかったものの、縦の距離感が合わず「全体的に気持ち悪い感じ」と振り返る。それでもチャンスについた3〜4メートルのパットを4度沈めるなど、バーディを量産した。
ショットが気持ち悪いといいながらも、パーオンしたホールは18ホール中16回。数字だけ見れば“安定感のある1日”のようにみえた。ピンチらしいピンチは4メートルのパーパットを沈めた13番パー3ぐらい。ミスヒットをしても左右のブレが少なくなったこと、グリーンのタッチが合ったことでボギーを抑えることができた。これは7月の「大東建託・いい部屋ネットレディス」以来のタッグとなった、石川遼らのキャディを務めるプロキャディの佐藤賢和氏の存在も大きい。
ラウンド中は2人でよく話しをしている。ボールのライ、風の状況、ピン位置などから狙いどころや打つ距離を決めている。「ラフからのフライヤーの(飛距離の)見分け方や、風のプラスとかマイナスするのって、なかなか私一人ではできないところ。ベテランなのですごく心強いです」。縦距離が合わないことも多かったが、フライヤーのジャッジや風の計算で佐藤キャディの助言でパーオンの回数を増やせた。
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