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300ヤードの“ビッグドライブ”も! 渋野日向子が「振れて」「飛んでた」ティショットで優勝争いに名乗り | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 工藤遥加 -8 小祝さくら -8 佐藤心結 -8 4 西村優菜 -7 5 渋野日向子 -6 大里桃子 -6 西郷真央 -6 山下美夢有 -6 9 稲見萌寧 -5 イ・ミニョン -5 順位の続きを見る

ビッグドライブを魅せた渋野日向子 優勝に手が届く好位置で最終日へ

ビッグドライブを魅せた渋野日向子 優勝に手が届く好位置で最終日へ(撮影:村上航)

<スタンレーレディス 2日目◇9日◇東名カントリークラブ(静岡県)◇6592ヤード・パー71>

しっかりとフェアウェイをとらえるティショットが、そのままプレーの安定感につながった。渋野日向子が6バーディ・1ボギーの「67」をマークし、トータル6アンダーで予選ラウンドを終了。初日の28位タイから5位タイに浮上し、優勝をしっかりと望める位置につけた。

「えっ!?」って感じのシブコ【写真】

きれいにドローがかったボールが、次々とフェアウェイをヒットする。前日64.2%だったフェアウェイキープ率が、この日は85.7%までアップ。硬く締まったグリーンを狙ううえでも、ストレスの少ない一日になった。「フェアウェイキープ率が高くて、セカンドショットもブレることもなかった。パッティングも大オーバーはなかったし、全体的によかったですね」。後半14番では3パットで唯一となるボギーを叩き「悔いが残る」と話したが、前後半で3つずつバーディを奪ったラウンドは崩れる気配を感じさせなかった。

前半2つあるパー5も、ティショットをフェアウェイに置き、ともにイーグルチャンスにつけた。ピンまで6メートルのカラーに乗せた3番、そして2オンに成功した8番の8メートルのイーグルトライはともに実らなかったが、ナイスタッチでバーディを奪取。「私のなかで前半の届くパー5は絶対にバーディと考えている。あわよくばイーグルくらいで、(ファーストパットは)寄せにいく感覚だった」。予定通りチャンスホールできっちりスコアを伸ばせたことも、上位進出の大きな要因といえる。

「振れていたし、全体的に平均(飛距離)も飛んでいた」と、気持ちよくドライバーショットを放ち続けた一日には、こんな“ビッグドライブ”も。380ヤードの17番パー4で、2打目を打ったのはフロントエッジまで75ヤード地点。打ち下ろしでフェアウェイが下り傾斜になっているため、そこでうまく転がったこともあるが、ティショットで実に300ヤードも進めたことになる。「練習ラウンドでもあれくらいまで飛んでいた気がする。しっかりキャリーが出るような当たりが出たので、その分、下り傾斜に当たってあそこまでいってくれました」。好調だったドライバーをアドバンテージに、ここもバーディとした。

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