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地元大会棄権で涙…からの首位発進 臼井麗香は「回復できてうれしい」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 臼井麗香 -6 2 小祝さくら -5 山下美夢有 -5 佐藤心結 -5 5 渡邉彩香 -4 森田遥 -4 吉田優利 -4 稲見萌寧 -4 菅沼菜々 -4 山路晶 -4 順位の続きを見る

臼井麗香はケガがありながらも首位発進

臼井麗香はケガがありながらも首位発進(撮影:村上航)

<スタンレーレディス 初日◇8日◇東名カントリークラブ(静岡県)◇6592ヤード・パー71>

富士山の麓で黄金世代の一人が躍動した。ツアー未勝利の臼井麗香が1イーグル・5バーディ・1ボギーの「66」で回り、6アンダーで単独首位発進を決めた。

臼井麗香と稲見萌寧 共同作業でハートマーク

10番スタートの臼井は11番パー5でバーディを先行させると、打ち上げで長いパー4の12番では、5番ウッドの2打目をピンそば50センチにつけ連続バーディ。そして、前半最終の18番パー5では3打目がカップインしイーグルを奪った。「打ったときはピンに筋ったと思ったけど、グリーン上に行ったらボールがなくて。すごくビックリしました」と、難しいINコースを4アンダーで回り後半に入った。

折り返したあとは8番までに3バーディ。最終ホールではラフを渡り歩きボギーとしたものの、自身初の首位発進を決めた。そんな快進撃に表情も緩むかといえば、どちらかというと驚きのほうが大きい。先週の「日本女子オープン」で棄権に追い込まれた左手首のケガに不安を抱えたままというのがその理由だ。

「ここまで回復してプレーできたのがうれしい」としたが、心の底からは喜べない。治療を施し、プレーできるまでに回復したものの、「痛くないわけではないので、練習場でもあまり練習していなくて、ティアップしてしか打てない」と応急処置の上で、恐る恐るのプレーが続いている。

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