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稲見萌寧が“はじめてのディフェンディング大会”へ 懸案のショットは「調子が戻ったということはない」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

初めてのディフェンディング大会を迎えてもリラックスムードで調整(撮影:村上航)

<スタンレーレディス 事前情報◇7日◇東名カントリークラブ(静岡県)◇6592ヤード・パー72>

今季8勝で現在賞金ランク1位に立つ稲見萌寧が、自身初となるディフェンディング大会に臨む。開幕前日にはアウト9ホールを回るなど調整した。

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無双ともいえる強さを発揮する今季だけに意外にも感じるが、これが前回優勝者として出場する初めての大会。会場の至るところに掲示されているポスターにも、昨年の優勝カップを掲げたシーンがデザインされているが、本人の心境は「全然変わらないです」。いつも通りの淡々とした口調にも変化は見られない。

今週の月曜日まで行われていた「日本女子オープン」では、悔しい思いも。2日目に「77」を叩くなど、今季ワーストの52位タイという結果に終わった。さらに年内メジャー2勝目がかかった戦いが思わぬ長丁場になったことで、疲労が抜けている感覚もないという。それでも練習量は減らすことなく過ごしており、回復方法はもっぱら睡眠に頼るのみ。「7〜8時間」をベッドで過ごすが、それでも体の奥底に残る疲れは消えない。

前戦の乱調を招いたショット面に関しては「調子が戻ったということはない」と話す。試行錯誤を続けながら、なんとか上向きになることを目指しており、そのできが大きく結果を左右する。それでも「先週のコースの方が苦手意識はあった」と、外的要因は大きくプレーに影響はしなさそう。練習ラウンドでは不調を訴えるが、ふたを開けたら尻上がりに順位を上げて優勝…というケースも多いため、あとは試合でどこまで戦えるかに本人も期待する。

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