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悩み抜いた先にたどり着いた原点回帰 勝みなみは“プロ初V”パターでメジャー制覇 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 勝みなみ -14 2 西郷真央 -8 上田桃子 -8 4 西村優菜 -3 5 山内日菜子 -2 渋野日向子 -2 7 金田久美子 -1 山下美夢有 -1 竹田麗央 -1 10 申ジエ 0 順位の続きを見る

烏山城CCを制圧した勝みなみ グリーン上のパフォーマンスが光った

烏山城CCを制圧した勝みなみ グリーン上のパフォーマンスが光った(撮影:岩本芳弘)

<日本女子オープン 最終日◇4日◇烏山城カントリークラブ(栃木県)◇6550ヤード・パー71>

最終組をともに回った西郷真央が「パッティングがすごく入っていた。私とはパット数の差がすごい」と絶賛した勝みなみのプレー。2位に6打差をつけて圧勝を果たした勝だが、実は先週からパターをプロ初優勝時に使用していた[誇らしげに優勝カップを掲げる勝みなみ【写真】]()

思い出のパターが優勝に導いた。序盤はガマンの連続。出だしの一番でグリーン右奥にオーバーし、アプローチを寄せきれず3メートルを残していきなりピンチに。だが、これを「構えたときに入ると思った」と沈めてパーとすると、次の2番ではさらに長い4メートルを沈めてパーをセーブ。「これを決めたらいい流れが来るかもしれないと思った」という言葉通り次のホールから一気に好転する。

直後の3番でこの日初バーディを奪うと、5番、7番とスコアを伸ばして単独首位でハーフターン。さらに10番でもスコアを伸ばすと、13番から2連続バーディを奪った。これで2位に6打差をつけると、その後はマイペースでプレー。最後の1メートルのパーパットを外してこの日最初のボギーを叩いたが、終わってみれば最終日の1位タイとなる26パット。圧勝劇を生み出した。

とはいえ、ここまで来るのには紆余曲折があった。「パターにすごく悩んでいた。こすり球、特にスライスラインでこすることが多くて、思ったより右にでるから回転もスライス。カップよりも右に外れていました」。いろいろなヘッドを試したが思うような結果がでない。パーオンホールの平均パット数3季連続トップ5のパター巧者が思うように打てていなかった。

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