“狼”に復活の兆し M・ウルフが『65』で浮上「メンタルは回復している」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 S・ティーガラ -18 2 C・トリンガル -17 D・マッカーシー -17 C・ヤング -17 S・バーンズ -17 6 S・リーブス -16 T・マリナクス -16 8 R・スローン -15 A・ワイズ -15 10 N・ハーディ -14 順位の続きを見る
変則スイングでもおなじみ マシュー・ウルフに復調気配(写真は8月)(撮影:GettyImages)
前日の金曜日、最終18番で10メートル以上のパットを沈めて予選通過を果たしたマシュー・ウルフ(米国)が第3ラウンドで「65」をマーク。トータル12アンダーで22位タイに浮上した。首位を行くルーキー、サヒス・ティーガラ(米国)はトータル18アンダー。6打差で迎える最終日は「優勝はほど遠い位置」とウルフは言うが、しかしこうして4日間を戦うことは「本当に大きな意味があることだ」と22歳は手応えを口にした。
この2年間はウルフにとっては少し「残酷」な時間だった。2019年7月、プロ転向のわずか3週後に「3Mオープン」で米ツアー初優勝。そのユニークなスイングも手伝って一気に名前が知れ渡アった。昨年9月に初出場した「全米オープン」でブライソン・デシャンボー(米国)に敗れたものの、堂々の2位。大きく注目された。
しかし、その後は低迷。今年4月の「マスターズ」では2日目にスコア誤記で失格となったが、すでに12オーバーと崩していて、決勝進出には及ばなかった。その後「メンタルヘルス」を理由に5月の「全米プロ選手権」も欠場するなど、約2カ月間ツアーから離れた。
そして6月、地元カリフォルニア州で開催された「全米オープン」で復帰。15位の好成績を残したが、結局、復帰後7戦ではそれが最高位だった。フェデックスカップポイントランクは71位で、プレーオフ初戦の「ザ・ノーザントラスト」でシーズンを終了した。
そして今大会がウルフにとって新シーズンの始まりだ。
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