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なるか、10代でのツアー初V 久常涼は下部3勝の勝負服で“願掛け” | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 C・キム -12 2 香妻陣一朗 -10 3 岩田寛 -9 池田勇太 -9 大槻智春 -9 T・ペク -9 稲森佑貴 -9 8 久常涼 -8 S・ビンセント -8 佐藤大平 -8 順位の続きを見る

久常涼は石川遼に続く記録達成なるか!?

久常涼は石川遼に続く記録達成なるか!?(撮影:米山聡明)

バンテリン東海クラシック 3日目◇2日◇三好カントリー倶楽部 西コース(愛知県)◇7300ヤード・パー71>

AbemaTVツアーで今季3勝を挙げた資格により、今大会からレギュラーツアーに乗り込んできた久常涼が、早々と実力の片りんを見せた。首位と8打差の24位タイでスタートしたこの日は、ボギーなしの5バーディと安定したゴルフを見せ、トータル8アンダーまで浮上。首位とは4打差だけに、逆転優勝圏内だ。

琴乃と似てる?笑顔でカメラ目線の香妻陣一朗【写真】

久常の武器はなんといってもドライバーショットにある。小さい頃から飛ばし屋だったというように、予選2日間のドライビングディスタンスでは320ヤードで3位。「ボクの場合、試合でも100%の力で振っているからでしょう。ただ、以前からドライバーの飛距離は大切だと思いますし、振ることは常に意識しています」と、飛ばしに対するこだわりはかなりのものだ。そのきっかけとなったのは、3年前のユースオリンピックに出場したときにある。自分と年齢が近い欧州の選手が、3番ウッドで打っているにもかかわらず、自分がドライバーで放ったボールを超えていった。これから先も同じ舞台で戦う以上、飛距離は必要だと強く感じたという。

大会でも、パー3を除いた14ホールではすべてドライバーを使用。「刻んでもラフに入るなら、ドライバーで入れたほうがいいですからね。今の自分には失うものはありませんし、思い切っていくだけです」と攻めのゴルフを展開するが、むやみやたらにドライバーを振り回しているわけではない。「このコースはラフに入っても打てますし、飛ばすことでのメリットがあると思っているからです」と計算の上でのドライバーショットの攻めだ。

ツアーには今大会前にも5試合ほど出場しているが、そのときと比べると、気分的に余裕があるという。「以前は予選通過のことで一杯でしたが、今はそれがありません。それだけ自分の中で自信を持てているのでは」と、以前よりも手応えを感じている。

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