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金谷拓実の強風攻略法 無理をしないマネジメント&後輩の“置きみやげ?” | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 稲森佑貴 -11 2 小斉平優和 -10 C・キム -10 4 安本大祐 -9 5 金谷拓実 -8 T・ペク -8 7 香妻陣一朗 -7 永野竜太郎 -7 大槻智春 -7 木下稜介 -7 順位の続きを見る

金谷拓実、活躍の影に親友のカゲあり…?

金谷拓実、活躍の影に親友のカゲあり…?(撮影:米山聡明)

バンテリン東海クラシック2日目◇1日◇三好カントリー倶楽部 西コース(7,300ヤード・パー71)>

現在賞金ランキング3位につけている金谷拓実が、6バーディ・ノーボギーの「65」をマークし、トータル8アンダーでフィニッシュ。首位と3打差の5位タイと今季3勝目に向けて好位置につけた。

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「ノーボギーでプレーできたのはいいことだと思うし、あと2日あるのでもっといいプレーができるようやっていきたいです」と笑顔を見せた金谷。午後から風が強まった中でもいいショットを打てたと自ら言うように、この日はパー3を除いた14ホール中9ホールでフェアウェイを捕らえた。ただし、フェアウェイからセカンドショットを打てるからといって、必ずしも無理をしないのが、金谷が考える風対策だ。

「少しでもイメージが悪いと感じたら、番手をひとつ下げてでもいいから、いいイメージで打てるように心がけています。特に三好CCはトリッキーなホールが多いので、無理をしないことが大切です」。ちょっとしたミスでも風の影響を受けると、自分が予想した以上にボールが飛びすぎたり、飛ばなかったりする。その結果、アプローチで寄せにくいところに外すぐらいなら、確実にナイスショットできるクラブを選択し、安全なゾーンへボールを運んだほうがいいという考えだ。結果的にこの日はその作戦が成功したのか、グリーンを外したのは18ホール中14ホールだけで、パーオン率は77・78%と高い数字を残した。ちなみに、この数字は全出場選手の中で1位タイだった。

この日は仲のいい中島啓太(日体大3年)が腰痛のため棄権したが、「これからアジアパシフィックアマがありますし、日本オープンも控えています。大事をとったのはいい選択じゃないかと思います」と、後輩の判断に賛成する。実はその中島からグリーンの傾斜や芝目を書き込んだコースメモを受け取っていた。いつもは火曜日に一緒に練習ラウンドを行い、2人で手分けして調べるのだが、今週、金谷は火曜日にコースへくることができず、中島1人でチェックを行った。

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