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「右手に力を込めない」青木瀬令奈の正確ショットを作った“2つのドリル”【GOLF Net TVレッスン】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

青木瀬令奈 勝利を掴んだ最強ドリル〜クロスハンドドリル&クロウグリップドリル

抜群の安定感を武器に、2015年からシード権を維持し続ける青木瀬令奈。今季はシーズン開幕当初こそ成績が伸び悩んだものの、4日間大会の国内女子ツアー『宮里藍 サントリーレディスオープン』で4年ぶりのツアー2勝目を挙げると、その後は度々トップ10に入るなど好調なプレーを続けている。

青木といえば、平均飛距離こそ219.55ヤードで94位だが、FWキープ率が76.0317%で6位につける(9月27日時点)など、正確無比なショットが最大の武器だ。コーチを務める大西翔太に正確なショットの秘訣について聞いてみると、「体の正面でボールをとらえることが大切」との答えが…。

【動画レッスン】青木瀬令奈 勝利を掴んだ最強ドリル

「両肩とボールを結んだ仮想の平面がスイングプレーンと呼ばれますが、クラブがこのスイングプレーン上に下りてくるのが効率のいいスイングです。開幕当初の青木プロは、手元がプレーンよりもこぶし2個分ほど低い位置に下りてしまい、そこから無理やり手で返す動きをしていました。そこで、2つのドリルを練習に取り入れることで、ボディターンを意識したスイングに修正し、体の正面でボールをとらえるようになったのです」(大西)

青木が取り組んだというのが「クロスハンドドリル」と「クロウグリップドリル」。いずれもスイング中の出力となる“右手”の使いすぎを防ぐことで、ボディターンを使ったスイングを意識しやすくなるというものだ。

「右手に力を込められないのがポイントですね。たとえばクロウグリップは、右手を添えているだけなので、クラブが大人しく動いてくれます。スイングしていると、いつもだったらここで力んでいるなと、ミスになりやすいポイントも分かってきます。おへそにグリップエンドが向くようなフィニッシュを意識して打つことが大切です」(青木)

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