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ツアーイチの飛ばし屋が今週は“控えめ”に… 幡地隆寛が自身初の首位発進 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 C・キム -7 幡地隆寛 -7 今野大喜 -7 4 大槻智春 -5 稲森佑貴 -5 小斉平優和 -5 清水大成 -5 8 永野竜太郎 -4 安本大祐 -4 木下稜介 -4 順位の続きを見る

前回のリベンジ!? 幡地隆寛が自身初の首位!

前回のリベンジ!? 幡地隆寛が自身初の首位!(撮影:米山聡明)

バンテリン東海クラシック前日◇29日◇三好カントリー倶楽部 西コース(7,300ヤード・パー71)>

現在、ドライビングディスタンス312・9ヤードと、堂々の1位をキープしているのが幡地隆寛だ。自他ともに認めるツアートップの飛ばし屋だが、そのプライドが2年前の今大会で打ち砕かれた。3日目終了後に行われたドライビングコンテストで、なんと幡地が記録した数字は147ヤードだったのだ。マン振りしたボールは見事なテンプラになったのが原因だった。それ以降何かあればその話題となっただけに、今年はかなり気合が入っていたという。

こちらも気合い十分!ジッと先を睨む中島啓太【写真】

ところが、運悪くドライバーショットが不調な状態で今大会を迎えた。例年、問答無用でドライバーを振り回していたが、今年の調子だと大事故につながると思い、いつもよりコンパクトなスイングを心がけたという。確かに、この日計測されたドライビングディスタンスでは、平均298ヤードの26位に甘んじていた。しかし、それが功を奏するから面白い。

これまでは逆球が出たことでトラブルを迎えていたが、それがなくなり、ドライバーショットが許容範囲内に収まったというのだ。そこからピッチングウェッジ以下のクラブでグリーンを狙うことができたため、バーディチャンスの機会が増えた。

さらに、調子の悪かったパッティングでは、今週から素振りを取り入れ、そのおかげで距離感が合い、4、5、6番での3連続バーディにつながった。後半もその勢いに乗り、終わってみれば22パットでホールアウト。スコアも8バーディ・1ボギーの「64」をマークし、7アンダーで自身初の首位タイに立った。

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