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上田桃子がホース素振りを続ける理由「ダウンで“待つ”感覚を身につけたい」【GOLF Net TVレッスン】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
上田桃子 ピンを狙うライン出しアイアン〜シャフトを正しくしならせるコツ
稲見萌寧、小祝さくらといった20代前半の選手たちが席巻する国内女子ツアーの中で、今季、復活優勝を遂げるなど、気を吐くのが上田桃子だ。毎シーズン70%前後のパーオン率を記録するアイアンの名手で、特に勝負所で見せる“ライン出し”ショットに定評がある。
そんな上田が日々続けているのが、“ホース”を使った素振りだ。グニャグニャとしなり、タイミングを誤るとムチのように体に当たるこの器具を使い続ける理由とは?
【動画レッスン】上田桃子から学ぶ〜ピンを狙うライン出しアイアン(全3話)
「よく“ライン出し”というと、ガチガチに腕を固めて打つようなスイングを意識する人が多いですが、実際は、スチールシャフトをしっかりしならせて打っていきたい。そのためには、クラブが腰の高さに下りるまで“待つ”感覚が必要なのですが、それを身につけるにはホース素振りが最適なんです」(上田)
硬いスチールシャフトであっても、スイング中はしっかり動いている。そのしなる動きを極端に体感できるのがホース素振りなのだ。正しいポイントでしならせることができれば、ビュンと体に巻き付くように振れるが、タイミングがズレると体にぶつかって痛い思いをすることになる。
「ダウンで体が開いてしまうと、ホースとケンカするスイングになってしまうんです。しっかり胸を閉じて“待つ”ことができれば、遠心力で先端が走ってくれます。あとは、コースでスイングするよりも3倍くらい遅く振るイメージを持っています。ゆっくりダウンスイングに入って、インパクト・フォローで強烈に回転していくことで、理想的な“ライン出し”ができます」(上田)
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