「自分だけ頑張っているわけではない」 原英莉花の背中を押す“子ども応援団”の力 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 西村優菜 -13 2 原英莉花 -8 3 淺井咲希 -7 ぺ・ヒギョン -7 5 柏原明日架 -6 野澤真央 -6 渋野日向子 -6 石井理緒 -6 石川明日香 -6 古江彩佳 -6 順位の続きを見る
原英莉花が子どもたちのパワーに後押しされビッグスコアをマークした(撮影:鈴木祥)
<ミヤギテレビ杯 ダンロップ女子オープン 2日目◇25日◇利府ゴルフ倶楽部(宮城県)◇6591ヤード・パー72>
開幕前に子どもたちからもらったパワーを、コースで発揮した。2アンダー・16位タイで初日を終えていた原英莉花が、終盤の4連続バーディなど驚異の追い上げ。一気にトータル8アンダーの2位まで浮上してきた。
前半だけで3つ伸ばし、さらなる快進撃の予感がする。しかし後半に入ると12番でボギーを叩くなど、一度ここで“小休止”。だが14番で“目を覚ました”。「比較的いい」というアイアンでピンを攻め、ここで2.5メートルのチャンスを沈めた。すると、そこから4メートル、8メートル、3メートルと長短織り交ざったバーディパットが決まり、スルスルと順位を上げた。
その大きな原動力は、開幕を2日後に控えた今週22日(水)にある。原は、前回大会覇者の柏原明日架、そして小祝さくらとともに、『宮城県立こども病院』に入院する子どもたちと楽しいひと時を過ごした。例年は慰問に訪れるところだが、今年はコロナ禍ということでオンラインでの交流。それでも、その距離はすぐに埋まっていったようだ。
画面越しに「最初は子どもたちが緊張してて、あいさつで泣いちゃう子もいたけど、一緒にゴルフのゲームをやったら心を開いてくれた」というシーンなどを見て、心温まる気持ちに。用意してくれた手書きの応援メッセージが書かれた横断幕も「うれしかった」と力になっている。
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