長年愛用の“赤”をスイッチ　西村優菜はシャフト変更で今季3勝目【勝者のギア】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

西村優菜の14本

＜住友生命Vitalityレディス 東海クラシック 最終日◇19日◇新南愛知カントリークラブ美浜コース（愛知県）◇6502ヤード・パー72＞

台風接近の影響で2日間の短縮競技となった今大会は、首位と5打差でスタートした西村優菜が9バーディ・ノーボギーの「63」と大爆発。トータル10アンダーで逆転し、今季3勝目を果たした。特に、終盤16、17、18番でピンを狙い通りに攻める攻撃的なスタイル。西村が「ギアを入れる」とプロになって変えたルーティンが機能し始めている。

西村優菜はボールのななめ後ろを見ているから払い打てる！【連続写真】

「バンッって車のエンジンをかけるイメージをするのと、後はかけたら集中する、集中力を高める感じですね。出来るようになるために練習でも【今から集中しよう】と取り入れていて、今日も気合いを入れようと思った時に入って、入らない時ももちろんあるんですけど、それが徐々に出来るようになっているのかなって」（西村）

クラブを見てみると、前回優勝時にもさしており、長年愛用した1Wシャフトの『[フジクラ]()の担当者はこう話す。

「1Wシャフトを変更したきっかけは、長年愛用してくれていた『エボ3』より打球が強くなったことですね。『NX』のインパクトでボールを押し込む強さによって打球が強くなって飛距離もアップしましたが、何よりも西村プロが求めているドローボールの精度をイメージ通りに打てる点を気に入ってくれています」