• HOME
  • 記事
  • ゴルフ
  • 国内史上初となるツインズ2連勝 岩井明愛、“チャレンジ”の末につかんだプロ初V | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

国内史上初となるツインズ2連勝 岩井明愛、“チャレンジ”の末につかんだプロ初V | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 岩井明愛 -8 2 永嶋花音 -7 3 但馬友 -6 西山ゆかり -6 5 小倉彩愛 -5 6 西畑萌香 -4 佐藤絵美 -4 8 常文恵 -3 酒井千絵 -3 岩橋里衣 -3 順位の続きを見る

プロ初優勝を挙げた岩井明愛(右) 妹の千怜(左)とともに優勝を喜んだ

プロ初優勝を挙げた岩井明愛(右) 妹の千怜(左)とともに優勝を喜んだ(撮影:上山敬太)

山陽新聞レディースカップ 最終日◇19日◇東児が丘マリンヒルズGC(岡山県)◇6367ヤード・パー72>

終わってみれば、僅差の勝利だった。ルーキーの岩井明愛(あきえ)が最終ホールでダブルボギーを喫しながらも、それまでに得ていた貯金で1打差逃げ切り。プロ初優勝を果たした。

最後はドラマティック 18番で果敢にウォーターショット【写真】

ドラマチックな終盤戦だった。前半からリズム良くバーディを重ねて、最終18番パー5に2位と3打差をつけて突入。勝負あったかに見えたが、ここで岩井に試練が訪れる。

岩井が放った第2打はグリーン右に跳ねると、そのまま池に入った。すると、「最終ホールで3打差あったので、チャレンジしてみたかった」。不幸中の幸いか、ボールは池の浅いところにあり、岩井はウォーターショットを選択。素足になると、池のフチに立ってウェッジを振り抜いた。なんとか2打で脱出に成功すると、ダブルボギーを喫しながらも、トータル8アンダーで逃げ切った。

“伏線”は16番パー4にあった。残り18ヤードの第3打。ラフから58度で放った一打で、見事なチップインバーディを奪った。「ボールの後ろに葉っぱもあって、いいライではなかった。あのライのショットも初めてでしたが、チャレンジしました」。結果的に、このバーディがなければプレーオフ、あるいは大逆転V逸のシナリオもあっただけに、持ち味である攻撃的なゴルフがドラマを演出したかたちだ。

関連記事