29歳の“苦労人”が2人の黄金世代相手に初優勝を手にするか?【きょうの注目組】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 大里桃子 -6 2 仲宗根澄香 -4 3 菊地絵理香 -3 黄アルム -3 植竹希望 -3 稲見萌寧 -3 7 有村智恵 -2 全美貞 -2 柏原明日架 -2 渋野日向子 -2 順位の続きを見る
今季好調の仲宗根澄香 そろそろ初優勝が欲しい(撮影:米山聡明)
<住友生命Vitalityレディス 最終日◇19日◇新南愛知カントリークラブ美浜コース(愛知県)◇6502ヤード・パー72>
台風が接近するなか行われた初日に4アンダーをマーク。ツアー初優勝を狙う仲宗根澄香が、首位の大里桃子に2打差の2位と好発進を切った。2日目が荒天により中止となったことで、大会は残り18ホールで優勝が決まる短期決戦となった。その最終日を、大里、そして3アンダー・3位タイにつけ、こちらも初勝利を目指す植竹希望とともに最終組で回る。
強風が吹く難コンディションのなか、4つのバーディ奪取に加え、ボギーフリー。「ここ最近2〜3メートルのパットが入らないことが多かった。でも今週は上手く入ってくれました」と、グリーン上の好調さをスコアの要因に挙げた。「キャディさんが言う風の方向を信じて打ち切ることができたので、そこもよかった」と、コンビの信頼関係もバッチリだ。
5度目の挑戦で2015年にプロテスト合格。その後、下部ツアーでは4勝を挙げるも、なかなかレギュラーで結果を残せなかった29歳だが、今季はすでにトップ10入り6度と活躍を続ける。ここまでの獲得賞金は4012万6546円(ランク38位)で、来年のシード入りも確実な状況になっている。そうなると、ここで欲しいのは“初優勝”の3文字だ。
「初日をこの位置で終えたことがない。2日目はいい位置からスタートすることが新しい自分の発見になると思う。そこがすごく楽しみです」と、ゴルフに対する向上心も尽きることがない。苦労人は変則日程となった大会で2人の黄金世代に囲まれながらも、集中を切らさずプレーを続けていく。
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