リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 J・クルーガー -7 2 時松隆光 -6 池村寛世 -6 4 岩田寛 -5 上井邦裕 -5 阿部裕樹 -5 H・W・リュー -5 出水田大二郎 -5 香妻陣一朗 -5 S・ハン -5 順位の続きを見る
苦戦が続いた選手会長が今年も北海道で好発進（撮影：村上航）
＜ANAオープン 初日◇16日◇札幌ゴルフ倶楽部 輪厚コース（北海道）◇7063ヤード・パー72＞
いざ、リベンジをかけた北海道へ。そんなプレッシャーも、ちゃめっ気たっぷりなコメントで散らすのが時松隆光だ。2017、19年と2度プレーオフで敗れた「ANAオープン」。逆に言えば好相性で、今年も首位と1打差の6アンダー・2位タイと好発進だ。
しかし、ここまではちょっと苦戦続き。「日本プロゴルフ選手権」から3大会連続で予選落ちを喫した。「2か月給料ゼロ。フジサンケイで予選を通れたけど、20数万円しか稼げず…財布が空き気味なので、なんとか今週から頑張りたい」と気合いを入れて北海道に来ていた。
4連続バーディを含む7バーディ・1ボギーの「66」と好スタート。満を持して取材に呼ばれたが、「あしたは石川遼さんの誕生日なので、この記事でおめでとうございますと伝えて頂いて。メッセージするのは恥ずかしいので…」とポツリつぶやき、ひと笑いをとるのも忘れない。
今季はその石川からバトンを引き継ぎ、選手会長業務にも奔走する。なかなか例年通りの練習量とはいかないなかで、「あれだけの会議をこなしてもスコアを作ってくる、天性の凄さがあるなと思います」と、歴代の選手会長たちの偉大さを痛感した。2年の任期も年内で終わり。「あと3カ月頑張って、恥ずかしくない託しかたをしたいですね」と会長Vも諦めていない。
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