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米男子の“年間MVP”はパトリック・キャントレー!「仲間に選んでもらったことの意味は大きい」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

年間王者のキャントレーがシーズンMVPにも輝いた(撮影:GettyImages)

ツアー選手の投票で選出される米国男子ツアーのプレーヤー・オブ・ザ・イヤーが発表され、年間王者に輝いたパトリック・キャントレー(米国)が選出された。

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50試合開催されたスーパーシーズン”で、29歳のキャントレーは最終戦の「ツアー選手権」を含む4勝をマーク。10月にカリフォルニア州で開催された「ZOZOチャンピオンシップ」、6月の「メモリアル・トーナメント」を制し、プレーオフ第2戦の「BMW選手権」でも優勝した。これでフェデックスカップポイント1位に立ち最終戦を迎えると、ここでカップを掲げた。24大会に出場し4勝に加え、7度のトップ10と安定した成績だった。

最後まで争ったのは世界ランク1位に君臨するジョン・ラーム(スペイン)。ラームは「全米オープン」でメジャー初勝利を挙げ、トップ10にも15回入った。年間王者をかけた最終戦はわずかにキャントレーに及ばず、ポイント2位でシーズンを終えていた。一方メジャーではラームがトップ10が5回と活躍。キャントレーはトップ10入りはなかった。しかしツアーメンバーが選んだのはキャントレーだった。「ツアーで一緒に戦う仲間たちに選んでもらったことの意味はものすごく大きい」と、名誉を手にした男は誇らしげだ。

ZOZOチャンピオンシップでは最終日に「65」をマークし、ラーム、ジャスティン・トーマス(米国)を抑え1打差で勝利。メモリアル・トーナメントではコリン・モリカワ(米国)をプレーオフで破った。ブライソン・デシャンボー(米国)との6ホールのプレーオフのすえ勝利した「BMW選手権」では、パッティング・ストロークゲインド14.577と、ショットリンクでの計測が始まって以来の記録をマークした。「シーズン中盤には、まさかプレーヤー・オブ・ザ・イヤーなど考えられなかった。でも最後は本当にいいプレーができたと思う」と感慨深かった。

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