44歳の大山志保、選手権のパーオン率1位。パターも自ら購入のプロギア製!?
44歳の大山志保の闘志あふれるプレーは、ゴルフファンに勇気を与えます。パターはプロギア『SB α-03』でした(撮影:福田文平)
<日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯 最終日◇12日◇静ヒルズカントリークラブ(茨城県)◇6680ヤード・パー72>
44歳の大山志保が5バーディ・2ボギーの「69」とスコアを伸ばすもトータル14アンダー。惜しくも3位で4日間を終えたが、1400万円を獲得して賞金ランク42位に浮上、来年の賞金シードに大きく前進した。何度も“らしい”ガッツポーズが観られ、解説の森口祐子も感動した様子でその勇姿を幾度も讃えていた。
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大山自身、「収穫の多い一週間でした。まだまだいいショットが打てるし、もっと練習していけば上を目指していける気持ちにさせてくれた大会。難しかったコースが自分を成長させてくれるし、若い選手たちの刺激がまた強くしてくれると思います」と手ごたえ十分。「プロである限りは優勝を目指してやっていきたい」。
冴えわたったアイアンショットは4日間で「83.33%」と、並み居る若手を抑えてパーオン率1位に。([シルバーブレード]()α03』を使うパッティングも序盤から絶好調。出だしの1番でバーディを奪うと7、8番で連続バーディで同組の稲見に追いつき、その時点で首位に並ぶ。
が、9番パー5で落とし穴が。右ピンに対して池越えの2オンを狙うも、転がって池。ボギーでしのいだが、稲見との差は2打に。その後10、13番と伸ばしたが、稲見がバーディを重ね、最終的には5打差をつけられた。「うれしい気持ちと悔しい気持ちが半々ですね。いいショットを何回も打てたのがすごく楽しく、私もまだまだレベルアップできるんだなと思えました」と、大山。
観る者に勇気を与える大山の活躍。使用パターが気になり、プロギアに問い合わせると「契約ではないため、関係者から聞きました」と、以下のように話していた。
「ショップでご本人が『シルバーブレードα03マレット』を購入したそうで、構えやすく、ターゲットに合わせやすい所が気に入ったとか。打感も柔らかく伸びがあり、ロングパットの距離感を合わせやすかったとか。ぜひ、ご本人にも聞いてみてください」(同社広報)
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