小祝さくらから盗んだ低く引くパッティングストローク 永峰咲希が大会連覇に意欲 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
謙虚なディフェンディングチャンピオン、連覇なるか!?(撮影:福田文平)
<日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯 事前情報◇8日◇静ヒルズカントリークラブ(茨城県)◇6680ヤード・パー72>
いよいよ明日9日から女子プロゴルファーのNo.1を決める「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」が始まる。開催コースは静ヒルズCC、6680ヤード・パー72で争われる。
選手たちのあいだから「距離が長い。難しい」という声が聞かれるメジャー大会ではあるが、前回大会覇者の永峰咲希は「とにかくメリハリのあるコースです。距離の短いホールはグリーンが難しく、長いホールはティショットをフェアウェイに置かなければなりません。アウトコースでは獲れるところでバーディを獲り、インコースはガマンのゴルフになるでしょう。優勝争いに絡むには、パー5でバーディをしっかり獲っていかなければなりません」と話した。
そして、「グリーンが軟らかく球が止まれば、10〜15アンダーくらいの争いになるのでは」と続け、メジャーの厳しいセッティングでも2桁アンダーの優勝スコアでバーディ合戦となることを予想した。週間予報では明日の初日は雨模様。強い勢力の台風14号がフィリピンの東の海上を進んでおり、グリーンの硬さに影響するような雨量となるかどうかも注目される。
ところでバーディを獲るためには、ショットもさることながらパッティングも大事になるのは当然のこと。「全体的に調子は上がっています。前々週の『ニトリレディス』の予選2日間で小祝さくらさんと回り、パッティングを見て勉強させてもらいました。地面に平行に低く引くストロークが参考になりました。芯に当てて、安定したスピードのボールを打っていました」と、パーオンホールの平均パット数「1.8270」で45位の永峰に対し、「1.7759」で6位の小祝のパッティングが参考になった。テークバックを低く引けば、フォローでもヘッドが低く出て芯をとらえやすくなることを再確認したのだろう。
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