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尊敬する永野竜太郎からの刺激を受け…鍋島海良が初優勝【第2戦マイナビカップ】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

プレーオフではしぶとくパーをセーブし、見事競り勝った鍋島海良(撮影:福田文平)

JLPGAプロテスト合格を目指す選手たちが経験を積む年間ツアーとして、2019年より開催されている『マイナビ ネクストヒロインゴルフツアー』。2021年シーズン第2戦となる『マイナビカップ』が9月2日(木)に、東急セブンハンドレッドクラブ 西コースで開催され、プレーオフを制した鍋島海良が同ツアー初勝利を挙げた。

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雨模様となった第2戦は、正規の18ホールが終了した時点で2アンダーに3人が並び、プレーオフに突入。1ホール目で坂口瑞菜子が脱落し、鍋島と泉田琴菜の一騎打ちに。18番パー4で行われた4ホール目まで両者ともパーセーブを重ね、日没が差し迫った段階でアプローチ対決へと移行。2ホール目で鍋島が競り勝ち、優勝賞金50万円を獲得した。

「プレーオフは、なかなか終わらないなという感覚のなか、私自身がプレーオフの経験があまりなかったので緊張しながらのプレーでした。1日を振り返ると、雨のなかでこの結果が出せたので、前半の『33』は100点、後半は70点くらいをあげてよいですね」と試合後に振り返った鍋島。

2019年シーズンは全11試合中4試合に出場し、賞金総額1000万円の『ツアーファイナル』に進出。単独3位の成績を残し、賞金100万円を獲得した。2021年シーズンは初戦となったが「ライブ配信を見てくださっている方も多いなかで、恥ずかしいプレーではなかったかな、と思います(笑)プロテストに向けて自信につながりました」と好結果に笑顔を見せていた。

今大会前には、国内男子ツアー『Sansan KBCオーガスタゴルフトーナメント2021』を観戦。同じ熊本県出身でゴルフをはじめた10歳の頃から可愛がってもらっており「何でも相談できる方」という永野竜太郎を応援する目的だったが「ゴルフってこういうプレーをすればいいんだ…というラウンドを見せてもらって、イメージが良くなったことも、今大会に繋がっていると思います。すべてを尊敬できる方で、私自身がネガティブになりがちなのですが、『やっていることは間違っていないから自分を信じてもいいんじゃない?自分をもうちょっと褒めてもいいと思う』など、私の気持ちを察して肯定する言葉をかけてくれるのがすごくありがたいです」と、全幅の信頼を置く“兄”のプレーから大いに刺激を受け、最良の結果を手に入れた。

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