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逆転V逸の石川遼 「まだまだ技術が足りない」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 今平周吾 -12 2 石川遼 -8 池上憲士郎 -8 4 金谷拓実 -6 5 S・ノリス -5 C・キム -5 木下稜介 -5 8 高山忠洋 -4 S・ビンセント -4 大岩龍一 -4 順位の続きを見る
石川遼は逆転でV逸(撮影:岩本芳弘)
<フジサンケイクラシック 最終日◇5日◇富士桜カントリー倶楽部(山梨県)◇7566ヤード・パー71>
2位に2打をつけて単独首位で出た石川遼は、4バーディ・4ボギーの「71」とスコアを伸ばせず、今平周吾にかわされて2位タイに終わり、通算18勝目を手にすることはできなかった。
安定感のあるゴルフで初日から60台を並べて単独首位に立って迎えた最終日。「(ゲームプランを)変えることもないと思っていましたし、(今日は)4アンダーでプレーしたいと思っていました」。この日もここまでと同様のゲームプランで臨んだ。
しかし、最終日はゲームプランがハマらなかった。3番パー5の3打目を20センチに寄せてバーディ先行とし、スキのないゴルフを見せるかと思われたたが、4番パー3で「(カップが)傾斜がきついところにあった」という1メートルのパーパットを左に外して3パットのボギー。6番パー5は、フェアウェイからの2打目をドライバーで打ってグリーンそばまで運んだが、アプローチをミスしてパー止まり。9番パー4は、1メートルの上りのパーパットを「ストローク中に手が止まってしまった」と引っかけて、3パットのボギーで首位の座を明け渡す。「(雨もなく)コンディションが易しいとはいえ、前半、ピン位置がトリッキーなところが多くてちょっとつまずいた」。後半に入ってティショットのミスが出るなど、伸ばす今平についていけなかった。
「そんなに悪くない部分もあった。しかし、硬くなった部分、緊張もあります。それをカバーするような技術がまだまだないなって感じました」。1年半前にスイングや考え方を変えはじめてから、単独首位で出たのは初めての経験。「やるべきことは見えているので、次に生かしたい」と次戦を見据えた。
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