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20ヤード飛ぶ長尺1Wを入れた“リアル二刀流”で大槻智春が逆転優勝を狙う | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 石川遼 -8 2 池上憲士郎 -6 3 今平周吾 -5 杉浦悠太 -5 H・W・リュー -5 大槻智春 -5 7 S・ノリス -4 金谷拓実 -4 9 星野陸也 -3 10 浅地洋佑 -2 順位の続きを見る
これが“秘策”の長尺1W 大槻智春が二刀流でモンスターに打ち勝つ(撮影:岩本芳弘)
<フジサンケイクラシック 3日目◇4日◇富士桜カントリー倶楽部(山梨県)◇7566ヤード・パー71>
この日首位タイから出た大槻智春は、4バーディ・2ボギー・1ダブルボギーの「71」と伸ばせず、トータル5アンダーの3位タイに後退。首位の石川遼との3打差を追うことになるが、逆転優勝の秘策はドライバー2本体制だ。
ツアー屈指の総距離を誇るモンスターコースでのムービングサタデーに、大槻は2本のドライバーをキャディバッグに忍ばせた。長年使うエースドライバーはピン『G400 MAX』のヘッドに、オレンジ色の[ツアーAD]() UB』を装着したドライバーを入れた。こちらは46・75インチと長尺仕様だ。
2本のドライバーを弾道計測器トラックマンで測ると、「長尺の方がキャリーで20ヤード飛んでいます。ボール初速でも6〜7ぐらい出ている」ともう1本は飛ばしに特化している。
「ティショットが成功したときにパー5が楽になります。アドバンテージになるので」。7月の「日本プロゴルフ選手権」からたびたび二刀流で臨んでいる。この日は、4つのパー5と、501ヤードの5番パー4で使用。“きょうイチ”が出た570ヤードの3番パー5では、同組の石川を30ヤード近く離し、ピンまで残り220ヤードまで飛ばした。2打目は4番アイアンでグリーンを狙えたほど。モンスターコース攻略には最高の武器となる。
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