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稲見萌寧が右足の痛み乗り越え東京五輪後初優勝! 「このまま勝てないのではないかと」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 稲見萌寧 -16 2 全美貞 -15 3 堀琴音 -12 山路晶 -12 5 勝みなみ -10 6 野澤真央 -9 7 三ヶ島かな -8 8 山下美夢有 -7 イ・ミニョン -7 金田久美子 -7 順位の続きを見る

逆転優勝で五輪後初優勝を挙げた

逆転優勝で五輪後初優勝を挙げた(撮影:村上航)

<ニトリレディス 最終日◇29日◇小樽カントリー倶楽部(北海道)◇6775ヤード・パー72/パー73>

さすがの強さだ。3打差の4位から出た稲見萌寧がこの日ベストスコアとなる「67」でトータル16アンダーまで伸ばし、東京五輪で銀メダル獲得後はじめての勝利を手にした。

稲見萌寧のキレッキレのミドルキック!【写真】

稲見は出だしの1番でバーディを奪うと5番で首位に追いつき、6番では3打目をピタリと寄せて連続バーディとして単独首位に立った。単独首位から出た全美貞(韓国)がスコアを落としたため、前半の早い段階で逆転を決めるとそのまま逃げ切り。今季7勝目を挙げた。

優勝後のインタビューでは「もしかしたらこのまま勝てないのではないかという思いもありました。勝てて良かったです。勝つと決めてやっていますが、単独首位で出て逆転負けされるとメンタルに来る。弱気な部分も、負けグセもつきそうだった。回避できてよかった」。前週単独首位から逆転負けを許してすぐの勝利に喜びもひとしおだ。

「昨日ショットの調子がよくなくて、朝の練習場でもよくなかった」と調子は上がらなかった中で、そのなかでもやっていかなければいけないという思いもある。「アプローチとパターで頑張って、楽しく回ろうと思ったのが一番よかった」とネガティブに考えず臨んだことを勝因に挙げた。

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