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「いろいろラッキーが…」“運も味方に”渋野日向子が好発進 流れを引き寄せた好プレーの数々 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 キム・セヨン -5 M・サグストロム -5 N・コルダ -5 4 笹生優花 -4 L・ダンカン -4 G・ホール -4 A・リー -4 8 L・トンプソン -3 C・シガンダ -3 L・サラス -3 順位の続きを見る

昨年は悔しい気持ちを味わった渋野日向子がリンクスで好発進を決めた

昨年は悔しい気持ちを味わった渋野日向子がリンクスで好発進を決めた(撮影:GettyImages)

<[AIG女子オープン](http://www.alba.co.jp/tour/news/tournament/95039) 初日◇19日◇カーヌスティGL(スコットランド)◇6850ヤード・パー72>

「いろいろラッキーが続いて、結果的にこのスコアであがれたのはすごくよかった」。初日を2アンダー・11位タイで終えた渋野日向子は、ラウンド後こう言って1日を振り返ったが、まさにピンチをしのぎ、チャンスを生かした18ホールだった。

トップが浅く…渋野日向子の“改造後”のドライバースイング【連続写真】

午後組でのスタートながら、風もおとなしく比較的穏やかなリンクスで、終盤まで快調にスコアを伸ばした。1番では15ヤードのアプローチを直接決めてチップインバーディ。「思ったよりも強く(クラブが)入った」ボールがカップに吸い込まれたのは、その後のプレーを暗示しているようでもあった。

1アンダーで前半を終え、折り返し直後の10番では、大ピンチをしのいだ。バンカーからのセカンドショットで、ユーティリティを握ったのだが、これが目の前の高いアゴにあたり、ロープ外のラフまでボールが飛んで行った。しかし、その後の3打目がカップ1.5メートルほどに寄るナイスショットに。ここをパーで切り抜けると、その後の11番パー4では残りピンまで50ヤードの2打目をウェッジで直接放り込むイーグルを奪った。

「ショットが荒れていた」というなかでも、ミスが決して致命傷につながらない。もちろん「アプローチでパーを獲りやすいところに落とせたのがよかった」と本人も話すように、グリーン周りのプレーが冴えていたのは技術のあらわれでもある。また“運”だけで難関コースをアンダーパーで切り抜けることはできない。それでも、流れをよくするようなビッグプレーが随所に飛び出したことが、渋野の背中を押すことになった。

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