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大里桃子がレッスン! 「ドライバーを曲げない秘訣は“お尻”にあります」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

バックスイングでは右尻を後ろに引き、インパクトでは左尻を後ろに引いて打つ(撮影:村上航)

2018年の「CAT Ladies」で、プロテスト合格後3試合目で初勝利を挙げた大里桃子。今年の「ほけんの窓口レディース」で3年ぶりとなるツアー2勝目を達成した。そんな大里にドライバーで曲げないコツを聞くと、「お尻を動かす意識で打つこと」と、ゴルフ雑誌ALBA826号のなかで語っている。

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ゴルフのレッスンではよく「腰を回せ」や「腰を切れ」というが、それに対し大里は「私はお尻を使って振ることを意識しています。インパクトで腰を回そうとすると、振り遅れてスライスしてしまいます。左腰ではなく、お尻の左側を後ろに引くように振ることで、左サイドの壁ができて、スイング軸が安定するので、スクエアにヒットすることができるんです」と話す。

お尻を使うのはインパクトのときだけではない。「バックスイングでもお尻を意識しています。アドレスの状態からお尻の右側を後ろに引いてトップを作ります。お尻に張りを感じるようにすると、右股関節に乗った捻転差のあるトップが作れるんです」。

大里は続ける。「お尻に張りを持たせるというのは、お尻で体重を受け止めるということ。お尻を意識してスイングすると、自然と前傾角度もキープできるので、18ホールずっとミート率も安定して高くなりますよ」と、“お尻”効果を教えてくれた。

器用な手先を使うとスイングの再現性が低くなり、ボールは曲がりやすい。できるだけ鈍感な大きな筋肉を使うのが曲げないポイントとなる。大里が意識するお尻(大臀筋)は、身体のなかでもっとも大きな筋肉の1つだから、再現性の高いスイングが可能なのだ。

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