無念の畑岡奈紗に秘かに贈った言葉【舩越園子コラム】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 N・コルダ -17 2 稲見萌寧 -16 3 L・コ -16 4 A・アショク -15 5 H・グリーン -13 E・ペダーセン -13 7 S・メドウ -12 8 フォン・シャンシャン -11 9 笹生優花 -10 キム・セヨン -10 順位の続きを見る
畑岡奈紗、次こそは(撮影:福田文平)
五輪女子ゴルフの数日間を、日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の小林浩美会長と一緒に歩きながら見守った。
畑岡奈紗のプレーを眺めていたとき、小林会長がこんな言葉を口にした。
「畑岡さんの背中に、すごい気迫を感じますよね。『メダルが欲しい』と言っているようで、ものすごい気迫を感じます」
私自身も、五輪ゴルフの取材初日から、畑岡の全身から気迫があふれていると感じていた。選手たちの練習解禁となった7月24日から霞ヶ関カンツリー倶楽部には松山英樹、星野陸也、稲見萌寧とともに練習に精を出す畑岡の姿があり、もちろん誰もが練習や調整に必死に打ち込んでいたのだが、畑岡の目には「絶対にメダルを獲りたい」という執念のようなものが、ありありと見て取れた。
6月の全米女子オープンで笹生優花にプレーオフで敗れた畑岡は、翌月、マラソンLPGAクラシックを制して米女子ツアー通算4勝目を挙げ、メジャー惜敗の悔しさを晴らしたばかりだった。
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