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レクシー・トンプソンのキャディが熱中症でダウン 15番で急きょ交替し「心配…」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

レクシーにアクシデント… 相棒のジャック・ファーガン氏(写真奥)が熱中症でダウン(撮影:福田文平)

東京五輪ゴルフ競技(女子) 初日◇4日◇霞ヶ関カンツリー倶楽部(埼玉県)◇6648ヤード・パー71>

立っているだけでも大粒の汗が流れてくるほど、厳しい暑さが続くコースで、レクシー・トンプソン(米国)が冷や汗をかいた。

こちらは代役キャディのダナー・ウィルソンさん【LIVEフォト】

「私はフロリダ出身だけど、この暑さにはなれていない。喉も痛いし、あまり体調がよくない」。2016年のリオ五輪に続き2大会連続で出場を果たした飛ばし屋は、1オーバーで終えたラウンド後に、厳しかった一日を振り返った。この日のコース付近の最高気温は36度に達し、ノースリーブ姿のトンプソンも流れる汗が止まらないなかプレーを続けた。

さらに終盤の15番ホールに入ろうとした時、思わぬアクシデントが起きた。キャディを務めるジャック・ファーガン氏が、熱中症とみられる体調不良を訴えたのだ。「『僕の顔は青白くない?』って聞いてきたの。確かに顔色がよくなかった。倒れるまではいかなかったけど、とにかくその場に座って、と言ったの」。結局ここでキャディが交替。チームUSA関係者の女性、ダナー・ウィルソンさんが、15番から急きょバッグを担ぐことになった。

その後は、ヤーデージブックを手にセルフジャッジで15、16、17番と3連続バーディ。最終18番でひとつ落としたものの、休んでいた相棒に心配をかけないプレーをみせた。あす以降のキャディ復帰はファーガン氏の体調次第となるが、「とにかく心配。水分を補給して、栄養を摂って、あす以降に戻ってきてくれたらうれしい。でも健康が第一」と、体を気づかって決めていく。「しっかりヤーデージブックを読めるようにしておかないと」。もし、ここでリタイアとなれば、代役をたてることももちろん選択肢の一つにある。

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