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「ヒデキにメンタルヘルスは必要ない」 海外メディアが見た松山英樹の強さと、五輪で見せた“ギャップ” | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 X・シャウフェレ -18 2 R・サバティーニ -17 3 C.T.パン -15 4 C・モリカワ -15 R・マキロイ -15 M・ペレイラ -15 S・ムニョス -15 P・ケーシー -15 松山英樹 -15 10 J・ニーマン -14 順位の続きを見る

海外の名物記者は松山英樹をどう見た?

海外の名物記者は松山英樹をどう見た?(撮影:福田文平)

東京五輪ゴルフ競技(男子) 最終日◇1日◇霞ヶ関カンツリー倶楽部(埼玉県)◇7447ヤード・パー71>

東京五輪男子ゴルフ第3ラウンドの3番グリーンでの出来事は、松山英樹のトッププレーヤーたるゆえんを表わす象徴的な場面だった。7メートルのバーディパットを打ったあと、カップインを待たずに歩き出す。絶妙なタッチで入れたボールを表情を変えずに拾い上げると、グリーン脇に引き上げた。

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「普通なら、歩き出したのを見たら誰だってミスパットだと思う。ノーモーションで次のホールに行ったから、あれは面白かった」と笑うのは、25年間PGAツアーを取材しているAP通信の名物記者、ダグ・ファーガソン氏。コロナ陽性からの復帰戦となった東京五輪で、最後までメダル争いを演じた松山の最大の強みは、このポーカーフェイスにあるとファーガソン氏は語る。

7月2日(現地時間)に新型コロナウィルスの陽性が確認されたあと、実戦から離れていた。ラウンドや練習も行うことなく迎えた東京五輪は、回復しきらない体力との勝負。スタッツを見ても明らかに本調子ではない中での2日目以降の巻き返しは、日本はもちろん海外メディアも驚いた。

「調子が万全でない中で、初日のプレーは、悪くはないけど平均的だったと思う。もともとショットもいい、パターもツアートップレベル。でもそれ以上にすごいのはメンタルコントロールだ」とファーガソン氏は松山の強さを語る。

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