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未勝利でも侮るなかれ! オーストリアの26歳はこんな選手【オリンピアンの素顔】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

マティアス・シュワブ、高精度のショットでメダル獲りに挑む(撮影:GettyImages)

東京五輪のゴルフ競技が7月29日に開幕する。ゴルフは前回のリオ五輪で112年ぶりに復活。今回も各国から男女60名が4日間72ホールをプレーする。開幕を前に、代表選手たちのプロフィールをおさらい。世界中から集まる代表選手が霞ヶ関をどう攻略するのかに注目だ。

松山英樹のドライバースイングをコマ送りで【連続写真】

マティアス・シュワブ】(オーストリア)
■生年月日:1994年12月9日生まれ 26歳
■身長:182センチ
■プロ転向:2017年

米国のヴァンダービルト大学時代には、オールアメリカンに2度選出されるなど活躍。2012年の「全英アマ」では決勝に進出し、栄冠まであと一歩まで迫った。

卒業後は欧州ツアーを主戦場に定め、2017年にプロ転向。同年のQTを突破して翌年のレギュラーツアー出場権を得ると、そのルーキーシーズンはレース・トゥ・ドバイランキング72位でシード権をつかんだ。19年はトップ10入りを10度記録。優勝には手が届かなかったが、前年を上回るランキング17位と躍進を遂げた。

シュワブの武器は、何と言ってもセカンド以降の精度だ。ルーキーシーズンにはパーオン率73.27%で全体4位になっており、不調だった20年もツアー平均を大きく上回る70.50%(24位)を記録。今年は平均ストロークでも69.64で17位(7月15日時点)と高水準で、安定感のあるゴルフで霞ヶ関を攻略にかかる。

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