自分の試合より気になる！ 渋野日向子、ソフト日本代表の活躍に「さっさと帰って見たいです（笑）」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

渋野日向子も日本のエースの活躍に興奮（撮影：鈴木祥）

＜大東建託・いい部屋ネットレディス 事前情報◇21日◇滝のカントリークラブ（北海道）◇6578ヤード・パー72＞

最高気温30度近くの灼熱の北海道で、国内ツアー復帰2戦目を控える渋野日向子。この日はプロアマを回りながらコースチェックを行ったが、ずっと気になっていたのは福島での熱戦だった。

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23日（金）の開会式に先立ち、福島県で女子ソフトボールの五輪競技が開幕。日本対オーストラリア戦が行われ、日本は初回に先取点を与えるも、その後は相手を圧倒し8-1で5回コールド勝ちを収め、東京五輪で日本勢初白星を挙げた。「結果をキャディさんに見てもらって、確認しながら回っていました。自分のゴルフ以上にそっちが気になって（笑）」と、プロアマを楽しく回りながらもそわそわしていた。

エース・上野由岐子選手の活躍は、2008年の北京五輪のときにも見ていた。「金メダルから13年経っても、まだ日本代表のエースとして戦っているのは本当にすごい。まさかまた五輪に出ている姿を見られると思っていなかったので、自分も勇気づけられます」と、競技は違えど、38歳になっても日本を引っ張る憧れの存在に背中を押されている。

明日も正午からメキシコ戦が控えるソフト日本代表。「自分がスタート時間が早いから、午後ならさっさと帰って見たいです」とやっぱり気になるが、それでも明日は大事な初日。「体調はいいので、それが結果につながってくれるとうれしいです」。ソフト日本代表の活躍に負けないよう、先週の予選落ちからの挽回を目指す。（文・谷口愛純）