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10年ぶりの復活、もう「ラッキー優勝」とは言わせない【舩越園子コラム】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

10年3カ月ぶりの復活優勝となったルーカス・グローバー(撮影:GettyImages)

今週の米ツアー、ジョンディア・クラシックは、最終日に7つスコアを伸ばす快進撃を披露したルーカス・グローバーが大逆転優勝を果たし、2011年のウエルスファーゴ選手権以来、実に10年3カ月ぶりの復活優勝と米ツアー通算4勝目を挙げた。

今から12年前のグローバー、若い!

「この10年、もがき苦しんだ」

実感を込めて、そう言ったグローバーの言葉を聞きながら、本当に苦しんだなあと、しみじみ頷かされた。

サウス・カロライナ州出身のグローバーは41歳の米国人選手。2001年にプロ転向し、下部ツアーでの下積み生活を経て、2004年から米ツアーに参戦。2005年にフナイ・クラシックで初優勝を挙げると、2009年には全米オープンでメジャー初優勝を達成した。

しかし、メジャー・チャンピオンであるにも関わらず、地味で華がないイメージが漂い続けた理由の1つは、彼の全米オープン制覇が「ラッキー優勝」と思われてきたからだ。

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