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「アウトサイドインの軌道」に急きょ修正 小祝さくらが球筋を“フェード”に変えてナイスカムバック | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 若林舞衣子 -11 2 堀琴音 -9 3 高橋彩華 -7 西村優菜 -7 5 植竹希望 -6 西郷真央 -6 7 笠りつ子 -5 ペ・ソンウ -5 森田遥 -5 10 金田久美子 -4 順位の続きを見る

小祝さくら、“軌道修正”で見事なカムバックを見せた

小祝さくら、“軌道修正”で見事なカムバックを見せた(撮影:佐々木啓)

ニッポンハムレディスクラシック 3日目◇10日◇桂ゴルフ倶楽部(北海道)◇6763ヤード・パー72>

地元優勝を狙う小祝さくらが、2日目の失速を取り戻す「68」をマーク。首位と7打差のトータル4アンダー・10位タイで最終日に向かう。

小祝が 北の大地で この笑顔【大会フォト】

初日に3アンダーをマークし迎えた前日の第2ラウンドは、「すべてがうまくいかなかった」と、8番から6ボギーを叩き「75」と苦しい一日になった。これでトータルイーブンパー・36位タイまで順位を落としたが、一夜明け、小祝らしい安定感あるゴルフが戻った。「きのうよりもティショットがよくなった」と、14ホール中8ホールだったフェアウェイキープも13回まで回復。それに伴いパーオン数も7ホールから16ホールにあがり、チャンスも増えた。

この劇的な変化の裏に、急きょの球筋変更があった。もともとドローボールを操る小祝だが、「右ピンのホールでは、フェード気味に打った方がイメージがいい。きょうはそれをたくさん使ったら、ピンにつく球も増えました」とこの日はセカンドショットでフェードを多用し、5つのバーディを積み重ねた。

プロになる前は打てなかったというフェードだが、技術が上がった今は、バリエーションの一つとして練習を重ねる。「アウトサイドインの軌道。体を少し左に向けて打つ」とスイングも修正し、すぐに実戦投入。その対応力を見せつけた形だ。

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