東京五輪代表の稲見萌寧はホールアウトできず　予選落ちギリギリの位置で残り4ホール | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 全美貞 -7 2 酒井美紀 -6 河野杏奈 -6 勝みなみ -6 鈴木愛 -6 吉田優利 -6 小滝水音 -6 廣田真優 -6 西郷真央 -6 10 平井亜実 -5 順位の続きを見る

予選通過危うし ここから巻き返せるか（撮影：米山聡明）

＜資生堂 レディスオープン 3日目◇3日◇戸塚CC（神奈川県）◇6570ヤード・パー72＞

6月29日付のオリンピックランキングで東京五輪への出場権を内定させた稲見萌寧。「めちゃくちゃうれしい！ ようやく本音が言える」と苦しかった争いを終えて初めての試合となったが、2日連続中止の後行われた第1ラウンドは日没サスペンデッド。4ホールを残して1アンダー・67位タイとやや出遅れている。

稲見の強さの秘密！地獄のキックボクシングトレーニングの一部始終

この日もスタートが4時間遅れのイレギュラーなスケジュールとなったが、「プレーに影響はなかった。普通でした」と稲見。「そんなに悪くはないんですけど、最近あんまり噛み合わないなって感じで。めちゃくちゃ悪いということはないですね」と流れに乗れなかったことを嘆いた。

今大会は予選カットが引き下げられ70位タイまでだが、それもギリギリの状況。加えて、あす最終日も予報では雨のため、競技成立となる36ホールを完遂するために決勝ラウンドを行う人数を絞る『セカンドカット』が行われる可能性もある。そうなれば36ホールやるためにはさらに上にいかなければならない。

「まずあした残りのホールを頑張って、そこの結果次第でやれることをやるだけです」。ギアがかかれば一気に行くのが稲見。自他ともに認める土壇場の強さで、ここから巻き返したい。