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飛んで曲がらない、石坂友宏の朝は「100%振り切る」練習【プロたちのモーニングルーティン】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

石坂友宏のモーニング練習が参考になる(撮影:上山敬太)

今やYouTubeやSNSで何かと話題の「モーニングルーティン」。毎朝の決まった時間に決まった行動をとることを指す言葉だが、プロゴルファーの朝にもアマチュアが学ぶべき点がたくさん詰まっている。そこでプロのモーニングルーティンを紹介。「[福島オープンの熱戦を写真で振り返る]()

福島オープンの最終日、スタート時間は最終組の9時20分。石坂がクラブハウス前に現れたのが8時過ぎで、最初に向かったのはショット練習場だった。昨年、金谷拓実との優勝争いでも光ったアプローチのように、ショートゲームには自信がある。曲がらないショットが持ち味だったドライバーは飛ぶほうではなかったが、試合のない期間に飛距離アップに取り組み、現在は300ヤードまで伸びた。福島での最終日は「3日目よりもショットを中心にやりました」と、スタートまでの30分弱をショット練習に費やした。

ウェッジの片手打ちから始まり、ショートアイアンまでを5球前後ずつ打っていく。持ち球のフェードの球筋を確認しながら、ユーティリティ、5番ウッド、3番ウッドと10球前後ずつ。スイングチェックを挟みながら、時間をかけてフェードと真っ直ぐの打ち出しを確認していった。「アイアンは持ち球のフェードでしっかり狙うように、ドライバーでは100%の力で精一杯振ることを心がけています」と、時間をかけたのはドライバーショット。キャディに動画撮影を頼みながら、スイングチェックをはさんで6球を打ち終えると、最後はウェッジで4球を軽く打ってショット練習を終えた。

練習グリーンに入ったのがスタート20分前。手にしたボールは3球、まずウェッジを手にしてラフから10ヤード弱を9球軽く転がし、パターに持ち替えた。キャディが飛球線の後方からスティックを用いてラインチェック。上りのロングパット、カップを変えて下りのロングパット、そのままショートパット。カップを変えてロング、ショートと繰り返し。3度カップを変えて入念にグリーンの感触を確かめ、スタートギリギリまでパター練習を続けていた。練習を終えたのがスタート5分前の9時15分。クラブをバッグにしまい、ティイングエリアへと向かった。

【石坂友宏 [スリクソン]()福島オープン最終日の練習】

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