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失意のプロテスト失敗から約2年 上野菜々子が首位スタート【JLPGA最終プロテスト】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 後藤未有 -6 上野菜々子 -6 3 桑木志帆 -5 リ・ハナ -5 佐久間朱莉 -5 6 松本珠利 -4 阿部未悠 -4 渡邊詩織 -4 9 平井亜実 -3 山田彩歩 -3 順位の続きを見る

初日のプレー中には、本来の明るい笑顔も見られた(代表撮影)

初日のプレー中には、本来の明るい笑顔も見られた(代表撮影)

<JLPGA最終プロテスト 初日◇22日◇静ヒルズカントリークラブ(茨城県)◇6337ヤード・パー72>

松山英樹のマスターズ制覇という快挙の前週、梶谷翼の優勝に終わった「オーガスタ女子アマチュア」では19位に入った上野菜々子。ツアープロへの大事な“登竜門”となる最終プロテスト初日を、6バーディ・ボギーなしのゴルフで「66」にまとめ、6アンダーで後藤未有と並ぶ首位タイの好スタートを決めた。

上野菜々子が“仲良し”安田祐香とツーショット

現在20歳の上野は、すでにツアーで活躍している古江彩佳、西村優菜、安田祐香と同じ2000年度生まれの“プラチナ世代”。19年に受験した1度目の最終プロテストでは、18位タイの合格ラインに5打及ばずトータル6オーバー・37位タイに終わった。その瞬間は失意のどん底に落とされたが、2つ年上で仲の良い渋野日向子に会いに行って、気持ちを持ち直した。

開幕前日は「緊張するだろうけど、自分と向き合いながら4日間プレーできればいいなと思います」と語っていた上野。「きょうは意外と自分でも緊張していなかった。ドライバーショットがあまり良くないなかで、スコアはまとめられたかなと思います。あしたからは順位が決まった位置でスタートする。緊張したらしたなりに。しなければ、きょうみたいに淡々と回れればいいと思います」と落ち着いている。

あす以降の意気込みを聞かれると、「打っちゃいけないところに打たないこと。1球1球落ち着いてプレーできればと思います」と明るく返す。“プロ”上野菜々子に成るまであと3日間、緊張感のある戦いが続く。

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