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「普通なら焦る」 松山英樹のカムバックは超一流の証【選手会長の目】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 M・ヒューズ -5 L・ウーストハウゼン -5 R・ヘンリー -5 4 R・マキロイ -3 B・デシャンボー -3 6 S・シェフラー -2 J・ラーム -2 M・ウルフ -2 9 D・ジョンソン -1 C・モリカワ -1 順位の続きを見る

トラブル続きだった松山英樹

トラブル続きだった松山英樹(撮影:GettyImages)

全米オープン 3日目◇19日◇トリーパインズGCサウスC(米カリフォルニア州)◇7652ヤード・パー71>

大会2日目に、スタートから4ホールで6つスコアを落とすという緊急事態を乗り越えて決勝ラウンドに進んだ松山英樹。後半の14ホールは1アンダーにまとめたが、今回の「全米オープン」を初配信する「DAZN(ダゾーン)」で解説を務めているジャパンゴルフツアー選手会長の時松隆光も驚きだったという。

松山英樹のドライバースイングをチェック【連続写真】

「ああいうスタートになればもちろん苦しいですし、焦ると思います。あのセッティングだからこそのことだったと思います」。ダブルボギーとボギーを2こずつ繰り返すというプロではめったにない出だし。普通ならそこからさらに崩れてしまうものだが、カムバックが超一流だった。

2日目は天候もよかったが、そこまでスコアが伸びなかった。その理由として時松は、「初日に比べて、さらにグリーンの硬さがハードになっているなと思いました。グリーンに落ちる音が『コン』という感じになっていた。フィーリングをつかむのが難しいなと思って見ていました」。そんななか、いつスコアを落としてもおかしくない状況での松山の踏ん張りには舌を巻いた。

首位と6打差の21位タイにつけた星野陸也のプレーについても「期待がもてます」と楽しみな決勝ラウンドが始まる。「初日から粘り強くパーを拾って、チャンスでバーディを獲っていました。後半はボギーが増えましたが、最後のバーディが大きかったです。飛距離も対応できていますし、調子もいい。米ツアーでやっていくには十分。期待できそうです」と優勝争いへの期待も膨らむ。

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