2位が6回のフィル・ミケルソン　史上7人目となる生涯グランドスラムへ | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

フィル・ミケルソンは悲願の全米OP制覇なるか（撮影：GettyImages）

＜全米オープン 事前情報◇16日◇トリーパインズGCサウスC（米カリフォルニア州）◇7652ヤード・パー71＞

日本時間の今夜、「全米オープン」が開幕する。日本勢は松山英樹、石川遼、浅地洋佑、星野陸也が出場するが、現地でも話題となっており、米国ファンの期待を背負っているのがフィル・ミケルソン（米国）だ。

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5月に行われた「全米プロゴルフ選手権」で50歳という年齢ながら優勝。メジャー大会の最年長優勝記録を塗り替えたばかりだ。16日には51歳の誕生日を迎えたミケルソンに期待が集まるのは、生涯グランドスラムに王手をかけているからにほかならない。

ミケルソンは04年に「マスターズ」で初メジャータイトルを獲得すると、翌年には全米プロ、そして06年、10年に再びマスターズを制し、13年には「全英オープン」で初優勝。全4大会を制覇する生涯グランドスラムに王手をかけた。

これまで生涯グランドスラムを達成しているのは6人。ボビー・ジョーンズ、ジーン・サラゼン、ベン・ホーガン、ジャック・ニクラス（いずれも米国）、ゲーリー・プレーヤー（南アフリカ）、そしてタイガー・ウッズ（米国）。ジョーンズはマスターズ開始前に4大大会に組み込まれていた「全米アマ」、「全英アマ」、全米オープン、全英オープンでの達成で、現代の4大大会をすべて制したのは、ジョーンズ以外の5人となっている。