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涙の逆転負け 稲見萌寧は4打差ひっくり返され呆然「単独首位で出て負けたのは初めて…」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 青木瀬令奈 -17 2 稲見萌寧 -16 西郷真央 -16 山下美夢有 -16 5 小祝さくら -15 6 吉本ひかる -14 7 古江彩佳 -13 高橋彩華 -13 9 西村優菜 -12 岡山絵里 -12 順位の続きを見る

「72」と伸ばしあぐねた稲見萌寧 勝利には一歩届かなかった

「72」と伸ばしあぐねた稲見萌寧 勝利には一歩届かなかった(撮影:村上航)

<宮里藍 サントリーレディスオープン 最終日◇13日◇六甲国際ゴルフ倶楽部(兵庫県)◇6517ヤード・パー72>

3日目を終えて、2位に4打差の単独トップ。今季7勝目に向け、盤石ともいえる状況を作りあげた稲見萌寧だったが、最終日に青木瀬令奈に逆転を許した。トータル16アンダーの2位タイに終わり、悔し涙を流した。

ヒザから崩れ落ちる稲見萌寧【大会フォト】

ここまでの3日間はノーボギー。しかし「アイアンショットが荒れた」と、最後に生命線に狂いが生じた。なかなかチャンスらしいチャンスが訪れない。それでもなんとかパーを並べてきたが、8番パー4で最初のピンチが訪れる。ティショット、セカンドでバンカーからバンカーを渡り歩き、パーパットは5メートル残った。だがこれは沈めガッツポーズを繰り出した。

しかし続く9番パー4で、セカンドショットが「よくわからないミスが出た」と狙いよりも大きく右に出る。グリーン右手前のバンカーに入ると、その後のリカバリーショットは再び5メートルを残した。ここは決めきれず、今大会初のボギーを叩いてしまった。

さらに後半も3バーディ・2ボギーと大きくスコアを伸ばすことはできず。1打ビハインドで迎えた最終18番で、「途中まで入ったと思った」という8メートルのバーディパットがわずかに外れると、ヒザから崩れ落ち、涙を流して感情をあらわにした。

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